「古道具のささや」
福岡市中央区平尾の古道具屋です。antiqueからvintageまで、日本の古道具、家具、時計、ガラス製品など多数品揃え。石油機器技術管理士の店主が石油ストーブの整備・修理も承ります。猫を連れてのご来店大歓迎です。
DATE: 2010/10/24(日)   CATEGORY: 雑文
いなり屋本舗の…
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過日、熊本特産の「からし蓮根」を頂戴しました。





モクモクと阿蘇山が噴煙を上げるのを背景に、立派なからし蓮根の輪切りがドンドンドンと3つ。素敵なパーケージデザインはただものではないな…と思って箱書きを読んでみると、なるほど。

からし蓮根の由来は肥後初代藩主細川忠利公(寛永9年)のころからと伝えられているそうです。城のお濠でとれる蓮根は、穴が9つあり、切り口が細川家の家紋「九曜」にそっくりであったとの言い伝え付。殿さまだけの食べ物として門外不出の珍味だったからし蓮根は、明治になり武家社会の崩壊と主に町に辛子蓮根屋ができ庶民の間に広まった…と。そんなに由緒ある食べ物とは知らなかった。

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そして、その400年余りの伝統をかたくなに守り続けてからし蓮根を作っているのが「いなり屋本舗」なのであります。

これをくださった方は、我家のネコの名前が「おいなり」さんであることを全くご存じなかったのでありますが、いやはやうれしいいただきものでご縁を感じました。もちろんお味もよく、シャコシャコ、ツーン!と辛子が効いていておいしく頂戴いたしました。

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しかもこの阿蘇山は箱の角をまたいでダイナミックに噴煙を上げているところがとてものびやかで良いと思います。




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ちなみに細川家の家紋「九曜」は、この右側の染五郎さんがきている着物の紋です。そう言われてみると蓮根に見えてきた…しかし、いなり屋本舗のシンボルマークは、九曜の紋(レンコン?)のうえに稲荷神社の赤い鳥居が突き立っていて、なんだかゴージャスな印象です。
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