「古道具のささや」
福岡市中央区平尾の古道具屋です。antiqueからvintageまで、日本の古道具、家具、器、石油ストーブ、思いもよらぬモノ、など多数品揃え。商品の入荷案内を中心に古いものにまつわる話あれこれ綴ります…。猫を連れてのご来店大歓迎です。
商品入荷のお知らせ
ほんの少しですが以下、本日入荷分です。





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メラミン合板のテーブル。

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脚が…大根のように先細りで素敵。なんだか羨ましく、つい見つめてしまいます。






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塗物風の蓋付お湯のみ。

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蓋を外せば切子グラスとして。蓋をのせるとちょっと上品でお客様用のお湯のみに最適です。気分を変えて茶碗蒸しやお正月に黒豆など盛ってもおもしろいと思います。デッドストックです。





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紫のガラス中鉢。





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白と黄緑のラインが入ったガラスコップ。デッドストックです。

着物の襲(かさね)で言うと「柳」のような色味です。柳の襲は白と薄青で風に揺れる柳の葉の表裏を表した色目ですが、着用時期は冬から春にかけて。目に清々しく、新春を迎えるにあたってふさわしい色の組み合わせだと思います。

話は変わりますが、古い家具家電は現在のような白や黒やシルバーの単調なものと違って、一目で何色と言い当てることの難しい中間色のものが多く見られます。トランジスタ時計などは中間色や反対色2色の組み合わせでできているものも非常に多く、現代においても斬新で美しいと思う色合いです。ですが一見奇抜に思える組み合わせでも襲の色目と照らし合わせると合致するものも多く、こうした色彩感覚は、実は日本の古典なのだと思い至ります。日本人が長い時間をかけて作り上げてきた季節を表す色の組み合わせですから、美しいと感じるのは当たり前の話です。昭和50年くらいまではこうした日本人の色彩感覚が商業デザインに生かされていたように思いますが、昨今の家電量販店を見てわかるように現在はなんとも味気ないデザインにあふれています。昔は良かったと嘆くだけでなく日本人らしさをとり戻す、思い出す方向に世の中が向かうようになればいいなと願う年の瀬です。
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