「古道具のささや」
福岡市中央区平尾の古道具屋です。antiqueからvintageまで、日本の古道具、家具、時計、ガラス製品など多数品揃え。石油機器技術管理士の店主が石油ストーブの整備・修理も承ります。猫を連れてのご来店大歓迎です。
DATE: 2009/11/10(火)   CATEGORY: 雑文
博多の歴史探訪コース
冬になると連日ストーブのはなしで、ストーブに興味のない方にとってはどんなにかつまらないブログであることかと思います。最近は遠方より、お買い物には行けないけどブログは楽しみにしてますというお声もいただいておりまして、それならば少しでも博多の街も御覧に入れなくてはと思い、休みの日にぽくぽく散歩してまいりました。

10月から博多再発見はかたんウォークと銘打って、博多まち歩きマップが無料配布されています。確かにこれを見れば福岡博多の町に生まれ育って30年ですが行ったことのない場所のほうが多い。


順序良く地図に沿って歩く。まず住吉神社。
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みどり多くすがすがしい明るい神社である。

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境内には本殿含め9つのお社があります。これは三日恵比寿神社。

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全国に2129社ある住吉神社の最初の神社。由緒ある神社であるが、個人的には相撲の神社だと思っていた。質素な土俵があって毎年九州場所の前に横綱が来るくらいの知識しかないけれど。ご祭神は住吉大神であるが、開運厄除、航海安全、そして相撲の神なんだそうです。ご本殿は現在建て替え中。

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今月は七五三の月であるなぁ・・・と思っていたら幕の下に、

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第一猫発見。境内にある池にはなぜか金網が張ってあり、妙な感じだなぁと思って立て看板を見たら、なんでも池の鯉が何者かに盗られたせいであると書いてあった。猫や鳥の害から守りましょうみたいな意味のことが書いてあったけど、鯉をとったのは人間だと思う。

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稲荷神社もたくさんある。

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この祠の中のおいなりさんはとても古く摩耗してつるりとしている。






そして次にすぐ北側の楽水園へ。
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ここは友泉亭と違いこじんまりとした民家程度の敷地である。福岡市は池泉回遊式の庭がたいそう好きであるようだが一体どなたの好みなのであろうか?疑問である。


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兵火による焼石、焼け瓦を粘土で固めて作られたという博多塀は、ある意味廃品利用でエコであるし見た目にもよいなぁと思う。ただの白い壁だと落書きの害にあいそうであるが、最初から柄があると書くほうもやる気をそがれるのではないか。落書きの多い大名地区はすべて博多塀にするとよいと思う。

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こんな家だといいなぁ。とはだれもが思うことであろう。もれなくこけしも。

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これが池泉回遊式である。極めて人工的な滝。

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鯉のえさ、50円也。こころなしか太宰府天満宮の池の鯉より上品で、ガツガツしていないようにおもう。気のせいか?






キャナルシティの一本向こうの通りには小さな小さな下照姫神社がある。
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縁結びの神社であるというが緑がないためか、圧迫感のある神社である。向こうに見えるキャナルのせいか?







その足で向かうのは博多町家ふるさと館。
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入館料200円です。博多松囃子の模型展示。

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博多にわかのお面を自由に被ることができます。

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ぼてかずら、もあります。が、こんなものをかぶってワイワイ言っているアホはわたしたちだけでした。

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よくある「むかし」の再現風景である。

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地下にある化粧室へ行こうとして、ギョッとした置物。なんでしょうか?これは?博多にわかの面をつけたちょんまげのガマガエル。はっきり言って気持ちが悪いです。

この展示内容で200円を払った観光客が福岡に悪印象をもたないことを祈る。






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気を取り直して櫛田神社へ。767年に創建の博多の総鎮守である。とはいえ、やはり山笠の神社くらいの知識しかない。こけしは子どものころから頻繁にお参りしてきたのでなじみ深い神社ではあるが、同時に渋い思い出の神社でもある。

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何が渋いのかというと、境内にあるこの鶴さんたち。ここにちょろちょろ出ている水は飲めるようになっているのですが・・・

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何も知らない夫に飲んでみろと言ってみた。

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この渋面からもわかるように、渋くて塩辛いのである。こけしはこれを七五三の時はもとより参拝すれば必ず母に強引に飲まされた思い出がある。これは自分や親の幸せを願って三口で飲むのだが、こけしの母は「これを飲めば賢くなるんだから!」と言っていた。なにを根拠にと思うが、幼少の時からアホであったわたしのこと、母は藁にもすがる思いであったのだろう。

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向かいに見えるのは博多のぎなん、大イチョウです。紅葉したら防虫剤代わりにタンスに入れるために拾いに行こうと思います。







この時点で夫は疲れ果てたというのでお散歩はおしまいに。道中、すれ違うのは観光客の外国人ばかりであったが、博多の街は彼らにとって魅力的に映っているのだろうかと思い少々の焦燥に駆られる。私たち住んでいる人間がもっと街を知らなくてはとの思いを新たにしたお散歩日和でした。
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