「古道具のささや」
福岡市中央区平尾の古道具屋です。antiqueからvintageまで、日本の古道具、家具、器、石油ストーブ、思いもよらぬモノ、など多数品揃え。商品の入荷案内を中心に古いものにまつわる話あれこれ綴ります…。猫を連れてのご来店大歓迎です。
DATE: 2009/03/28(土)   CATEGORY: 雑文
こけし旅日記
先日東京までふらふらと出かけてきました。




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友人との待ち合わせは、東京タワーにて。


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なぜかタワー入口には、猿回しが。見ている人はちらほらでした。お猿さん、満一歳。まだまだ小さいのに頑張っておる。こけしも見習わねば・・・とおもった。

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タワーの展望台には、足下145メートル丸見えゾーンがあった。3歳くらいの子は平気でこの上に立ち、下を眺め、よだれを垂らしていた。将来はトビ職であろうか。

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一階にあるレストランは昭和33年から全く進化していないようで、テーブルクロスは白と赤のギンガムチェックが素晴らしく可愛かった。料理も同じく昔のままだと思われる。スパゲティーミートソースは、スパゲッティでなくソフト麺だった。ああ懐かしの給食、ソフト麺。十数年ぶりに食す。私たちが食事をする間にも、修学旅行生や定年退職後と思われる年配の方々の同窓会など種々の団体に食事を提供していた。誘導、配膳からかたずけまで見事な采配であった。

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そして、一番楽しみにしていた蝋人形館。意外と展示数が少ないのが残念だった。一番気に入ったのはこの三島由紀夫だったけれど、これも実物はなく写真パネルだけだった。横で見ていた若者「セップクー、セップクー。だれ?これ?、ミシマー?えー、鳥肌実じゃねーのー?」三島由紀夫よりも鳥肌実のほうが認知度が高いとは日本も危うい。






東京タワーはきちんと観光地として機能しているんだなーと感慨深く。上野へ散歩。



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どら焼きで有名なうさぎや。どら焼きは上品でおいしかったけれども、かわいらしさでは、うさぎ饅頭に軍配。もっちりしたじょうよ饅頭で餡も甘さきっちり、主張があっておいしかった。

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素晴らしく上質なデザインの紙袋。紙袋が有料っていうのはエコのためにもいいなぁと思う。今の時代無駄な包装はサービスではないから。


上野と言えば・・道明ってこのへんだったなぁと思って。寄ってみた。組みひもで有名である。着物好きならみな憧れの道明。地味な間口で好感が持てる外観である。が、

夫の羽織紐を探していると伝えると、数本、無地の紺、茶、灰などを持ってきてくださった。私は、某落語家の方がしていたもうちょっと派手な色がいろいろ入ったようなのをイメージしていたのでその旨を伝えると、「サラリーマンならこういった普通の紐でいいんですよ」と一蹴。ん?わたしの夫はサラリーマンではないし、夫の職業を聞かれたわけでもない。もしサラリーマンだとしても、好みというものがあろう。いったいどうしたことであろうか。私は少しムッとしたものの大人なので、自分用の紐を一本求めて店を後にした。むむむ。

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大変に立派であるが過剰な包装である。箱代紙代だけで1000円はしそうである。

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購入したのは一斤染め。ごく薄いピンク色であるが、紅花一斤で絹一匹を染める、という色と辞書にある。春らしく上品でよい。浅草に帰って事の顛末を友人に話したところ、「おごりとほこりは紙一重よねぇ」という言葉に感じ入る。

帰り道、小倉アイス発祥らしいみつばちにて最中小倉アイスをむさむさとほおばる。






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神田には戦災を免れ古い建物の残る飲食店が軒を連ねる一角があります。以前から行きたいと思っていた念願のぼたんにてとりすき。暗かったので門構えは撮っていないものの昭和初期の非常に風情ある建物です。味はもちろんのこと、仲居のお姉さまも美しくかわいらしく細やかな気配りに感無量。

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わたしはきものだったので何も言わずとも上っ張りが出てきた。しかしこれを着ると、わたしのほうがまるで仲居さんである。




おなかも心も満足して、浅草鶴の湯にて疲れを癒す。就寝。
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