「古道具のささや」
福岡市中央区平尾の古道具屋です。antiqueからvintageまで、日本の古道具、家具、器、石油ストーブ、思いもよらぬモノ、など多数品揃え。商品の入荷案内を中心に古いものにまつわる話あれこれ綴ります…。猫を連れてのご来店大歓迎です。
商品紹介
そのほか、もろもろの商品の紹介をしておきます。

木製漆器のお椀各種、すべて1客からのバラ売りです…
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これ、あっという間に売れてしまったのですが、10客揃いのお椀で蓋の蒔絵がすべて柄違いでした。非常に贅沢なお椀です。600円也。

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えび茶色の明月椀。角がある椀は作りづらいのです。あえて角があるというのは手間暇かかったよいお椀の目安でもあります。牡丹の金蒔絵入り。200円也。

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昭和30年ごろの輪島塗。木地も非常に薄く高い技術が伺えます。伸びやかな流水に細やかな花弁の菊が蓋の裏と表に両方入っています。椀をキャンバスとして余白を生かした絵画的な柄付けが美しい椀です。輪島塗の下地方法「布着せ本堅地」の布も通常は木綿布、上等なものは麻布、ですがこの椀は麻布を使ってあります。1200円也。

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沈金で松竹梅が施された輪島塗の椀。椀の内側は朱塗りで華やかさがあり、お正月にもってこいのお椀です。500円也。

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これはかなり古いものですが、とても薄い木地です。これだけ薄く挽くのは現在では不可能なのではないかと思います。蓋にはカメが2匹、裏に繊細な松に鶴。見えないところの方に凝っている小粋な柄付けの椀です。200円也。

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量感ある菊に流水の蒔絵椀。菊文様が椀から半分だけのぞいていますが、家紋の「覗き○○」のようにチラ見せデザインは古典でもあります。

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松に宝船の明月椀。椀の見込みは黒塗で、全体も下塗りは黒ですので根来の趣が味わえます。

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沈金の千鳥椀。たっぷり厚みのある上塗りは使い込むほどに底艶がでます。300円也。

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一見外側は無地の黒椀。蓋の裏だけに蒔絵で波千鳥。

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仙台通宝の蒔絵が絢爛に輝く黒塗り椀。お金持ちになったような錯覚に陥ります…300円也。








そのほかの漆製品も…

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お櫃(ひつ)としゃもじのセット。

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秋野棗。金蒔絵と象眼で秋野七草を表した優美な棗です。12000円也。

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竹に雀の変わり重箱。4段ですが15センチほどの小振りなものです。大正ごろのものでやはりこの頃のものは随分と遊び心があるというか凝ったつくりで古い漆器の醍醐味でもあります。

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会津塗特有の消金地に花魁が描かれた木盃。つや消しのような明るい金色に日本酒を入れるとどんなに美しいでしょう。底で微笑む花魁を見ていると早く酔いそうです…

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和紙に漆を塗ったコースター。素地が紙なので、グラスを置いてもあたりが柔らかく使い心地がよいです。水にも強い漆ならではのものです。

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圧倒的な存在感の、義太夫節の見台。あまりに豪華で皆笑いますけど、竹に雀の蒔絵が見事です。

邦楽ではジャンルごとに使う道具も異なりますが、文楽でおなじみの義太夫節でつかう譜面台です。ちなみに文楽はことし大変に話題に上ったのでご存知のかたも多いと思いますが、浄瑠璃のうちのひとつです。浄瑠璃とは三味線の伴奏で物語を語る(あれは唄っているでのではなく語っているのです)音楽のうちのひとつですが、現在では人形浄瑠璃の義太夫節が代表的な存在となり、浄瑠璃ということばがそのまま義太夫節の異名ともなっています。









そして、合成漆器コーナー。

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素地がABS樹脂の5枚組皿。合成漆器ならではの塗料の色!カラフルな色と松竹梅の絶妙なマッチングです。合成漆器ならではの製品なので純粋にかわいいです。

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資生堂の花椿倶楽部のノベルティ、高台寺風蒔絵あわせ鏡。桃山時代を代表する高台寺蒔絵を取り入れた古典的な合わせ鏡です。実用性だけを追いかけない余裕のある時代でした…デッドストック。

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美しい菩提樹の葉が蒔絵で描かれています…が、中身はアドレス帳。山本寛斎のKANSAI URUSHIだそうです。以前から思うのですが、なぜ日本の洋服のデザイナーが贈答用の漆器や陶磁器のデザインをするんですかね?デザイナーズ漆器は、結婚式の引き出物にいただいてもとても困ります。

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素地が樹脂の屠蘇器セットも100円からご用意。お正月にお店や屋外のイベントなどで使うといってお求めになるかたが多いです。不特定多数の人が使うなら樹脂製のほうが気兼ねなく使えるのでいいですね。そのほか、樹脂製の重箱などもお料理好きのかたに人気があります。自慢の料理をちょっとお裾分け、といったときに透明のタッパーウェアよりも見栄えがしますし、そのまま差し上げてしまっても負担になりません。



というわけで、新旧ないまぜになった古道具屋ならではの商品構成で今週末12月16日(日)まで漆器まつり開催中です。少し早いお正月気分をお楽しみくださいませ…
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