「古道具のささや」
福岡市中央区平尾の古道具屋です。antiqueからvintageまで、日本の古道具、家具、時計、ガラス製品など多数品揃え。石油機器技術管理士の店主が石油ストーブの整備・修理も承ります。猫を連れてのご来店大歓迎です。
DATE: 2011/10/08(土)   CATEGORY: 雑文
高宮神奈備祭
世の中はまたもや3連休ですね。秋真っ盛り、行楽へお出かけの方も多いことと思います。わたくしどもは、10月3日に宗像大社の秋季大祭へ行って参りましたのでその模様をすこし。



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黄いろい稲穂がたわわに実っています。畦には赤い彼岸花もちらほら見えて、まさに秋の風景です。最近では毎年のように新米が出回る時期が早まっていますね。伊勢にお住まいの方には、伊勢神宮での神嘗祭(かんなめさい)が終わらないと新米を口にしない方が多いと伺いました。たしかに神様よりも先においしい新米を口にするのはなんとなく罪悪感があります。




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お祭りですから参道、境内ともに出店、テキヤがいっぱいです。植木市も同時開催されています。近隣の方も実のなる木の苗木を続々とお買い求めでした。わたくしどもは、またたびの木の枝を売っている人がありましたのでウズラ猫一家へのおみやげにひと束求めました。



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お参りを済ませ、本殿の後ろ側に回っていくと…

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ご神木の楢(なら)の木があります。葉形は宗像大社のご神紋で樹齢は550年以上ということです。青々したドングリがたくさん実っていましたが、落ちている実をひとつ頂戴しました。猫のおもちゃにすると大興奮です。真っすぐ転がらないところがたまらないようですね。

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ここをくぐると先は鬱蒼とした鎮守の杜の道となります。空気がひやりとして、良縁の御利益があるという「相生きる(あいおい)の樫」の木もありますが、そのほかにもかなり幹の大きな巨木がにょきにょきと生えており、巨木好きのわたくしも触ったり抱きついたりしてきました。たまりません。

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その先には第二宮、第三宮があります。伊勢神宮と同じ神明造(しんめいづくり)です。

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さらに先には、宗像三女神の降臨地と伝えられる高宮祭場があります。途中にも大きく開けた見晴らしのよい場所があってフィトンチッドが目に見えるような気がするほど緑の濃い空気です。むこうには海も見えますね。そしてこの日は秋季大祭の締めくくりとして高宮神奈備祭が行われました。

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日没直前に、清明殿から舞を奉納する女性3人と氏子の方々が高宮祭場へ向かいます。女性の額の黄色い菊の花がとても鮮やかで白い絹の衣裳と共にとても印象的です。古来の祭儀は夜、浄闇の中で行われたといいますから闇の中に浮かび上がる白い絹衣がどれだけ美しいか想像しただけでもうっとりします。

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先導する氏子の方は笙やひちりきを演奏しながら向かいます。






昨今はパワースポットなどと言われ神社仏閣巡りをする若い女性も多いですが、流行でもなんでも、参拝することはとてもいいことですね。日ごろ忘れがちな、謙虚な気持ち、感謝の気持ちを取り戻すきっかけになる場所には違いありません。定期的に足を運びたいですね。

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