
白磁のだるま。

ただのダルマではございませんの。

もぐさを入れ患部にのせて使うタイプの台座灸の一種でしょうか?夫の祖母はこれと同じタイプのものを使っていたそうです。こけしの祖母は、よりハードな直置きの直灸でした。祖母があまりにも心地よさそうにしているので、一度据えてくれと頼み込んでやってもらったことがありますが、恐ろしく熱かった覚えがあります。

底部。何といっても、この白ダルマを肩や腰に乗せている絵を想像するだけでおもしろいです。

ガラスの金魚。フグづらだとの指摘もございましたが、よく出来ています。

黒牛さんの置物。用途不明。神戸新聞のノベルティです。やはり神戸牛なのでしょうか…

紅茶用カップ&ソーサー。

鳴海製陶。

モダーン柄お湯呑。

和風のお湯呑でありながら、コーヒーを飲むにも適すモダーン柄です。もともと熱いものを淹れるに適した素材と構造なので、取っ手なしにもかかわらず使い易いのです。取っ手が無いのでコンパクトに収納できます。

ノリタケの上品な薔薇一輪のカップ&ソーサー。

4~5人前は入る大きなポットもお揃いです。

モダーン茶碗蒸し器。

茶碗蒸しにとらわれず蓋付の器としていろいろに活用したいものです。茶碗蒸しは面倒だといってご家庭では敬遠されることも多いようですが、ごちゃごちゃといろんな具を入れずともきちんと引いたおだしさえあれば美味しいものだと思います。食欲の落ちる夏場は、早めに作って冷たく冷やしておけば格別のひと品です。

サンゴチャイナ。

三角形の銘銘皿とお揃い柄の薬味入れ、汁注ぎ。

自家製の土佐醤油、梅ダレ、きちんと作られたお酢を使った二杯酢、三杯酢などで家族を夏バテから守りたいものです。

引き出し式の小箱。

もともとはカードなどを分類するための引き出しでしょうか。

上半分が蝶番式で開きます。

大ぶりな開き戸の本箱。横幅106センチ高さ151.5センチ奥行き32.5センチです。

主にナラ材を使ったずっしりと堅牢な本箱です。

棚板は3枚の4段。

下部は引き出しふたつ付です。
以下、食器類を中心に夏向きのガラス製品入荷分の一部です…デッドストックの透明切子グラスやビールコップなど形の似たような商品が多数入荷しております。デザインが似ているため写真は掲載しておりませんのでどうぞ店頭にてご覧くださいませ。

赤被せの切子コップ。

定番の形ですが、ガラスに厚みがあり焼酎のロックなど大変おいしく飲めます。

ごく薄いガラスのコップ&ソーサー。

ソーサーがお揃いというのも目に美しいです。レモンの輪切りやチェリーなどの飾りがのった飲み物の場合、ソーサーがついていると安心できますね。

シンプルなラッパ型グラス。女性がジョッキでビールをあおるのはあまり美しい絵ではありませんので、これくらいが上品でよろしいのではございませんの?

クリスタルのショットグラス。そのほか色柄モロモロ入荷…

ブランデーグラス状のクリスタルガラス灰皿。

スモーキーグリーンな3点セット。

底に栓があります。

手付のガラス器。氷を入れたり、花瓶としても。

そんなにへこんでちゃほとんど中身が入らないデキャンタ…。

ブドウ柄プレスガラスの大鉢、小鉢セット。

琥珀色の脚付きコップ。個人的にはゆるめに固めたコーヒーゼリーとガムシロップと生クリームで自家製ドロリッチ用に愛用しています…
父「お前、なんでそんなもんが欲しいんだ!」
子「・・・」
父「本当に欲しいのか?」
子「・・・」
店の隅で小声で押し問答の末、大事そうにこけしを持ちかえるお子様。将来が楽しみです。

ほとんど恍惚の表情、の出っ腹のタヌキさん。

爪楊枝入れです。

同じく爪楊枝入れの白ネズミさん。

岩田屋製。

マグカップは2㎝、お皿は3㎝ほどのミニチュアセット。

カブこけし姉妹。なぜに蕪?

くろんぼこけし。

土瓶の中にタヌキ。クダラナサでは殿堂入り。


キャノンのカメラ…現状です。


富士写真のFUJI MEIBO、双眼鏡。1969年(昭和44年)の世界広告会議東京大会を記念して大手広告代理店の博報堂が作ったのでしょうか。


オリンパスペンEE、現状です。

本トカゲの携帯靴べらセット。

靴ベラが靴底の形、というセンスに脱帽。

ゴルフ好きな人のためのピック。

尖った部分はピン、持ち手はパター?よく冷えた梨でも食べてください。

手のひらサイズのテトラポッド。テレビ熊本のノベルティです。



携帯型目覚まし時計、3種入荷。

HIROMUの紅茶器、デッドストック。

耐熱ガラスでは信頼のハリオのシリーズです。普通、紅茶を淹れるときは陶製のポットを使いますが、ガラス器で淹れると茶葉の開き具合がよくわかっていつも以上に美味しい紅茶が飲めます。ホットはもちろん美味しいアイスティーをどうぞ…

ナショナルの電気ポット。デッドストックです。


1970年の万博、日本万国博覧会公式記録写真集。ハードカバーで中身も豪華に最後までフルカラー写真満載です。表紙が黒で本自体も洗練されたデザインです。
台風一過で涼しくなるというのも妙な感じですが、また暑さがぶり返してきましたね。だって今日は暦の上では大暑、来月8日はもう立秋ですから。本当の夏はあともう少し。存分に堪能したいと思います。
重厚感のある紫のモケット張りの椅子。
背もたれが低く小柄な女性でも違和感なく座れます。ひじ掛けが片方だけなので腰掛けやすいですし、なにより座っている姿が美しく見えます。誰に会う予定が無い日でも、自宅で節度を持って美しく装える素敵な女性にふさわしい椅子です。
最近は家と外の区別なく、リラックスウェア?のままで外出している若者を見かけますが、季節感なく日々を過ごしているとああいう風になってしまうのかなと思います。個人的に尊敬している女性(72歳)がいますが、その方は、わたしが事前に電話もせず玄関先へお邪魔した時に、いつもきちんとした格好で薄化粧をしていらっしゃいます。不意の来客にも臆せず対応できる備えができる女性は、いかにも女性らしく素敵だと思います。自分に置き換えてみれば、なかなかできることではなく、日々の暮らしぶりというのが如何に大切かと思い知らされます。
リコーのオートハーフ。
現状です。
ガラスの一輪差し。
こういうのは見る人の価値観が大きく分かれます。「やっぱりいいですねぇ」というひとと、「こんなの100均で買えばいいじゃん」というひとに。人生はいろいろですね。
古い金物の引き手、つまみ、ドアノブなど…モロモロ入荷してます。夏休みの工作やお手持ちの家具のリフォームにどうぞ。
おもちゃばかりでなく当店の真打ち、クダラナイモノも随時入荷・・・
弱そうなダルマ。
西日本相互銀行の年末の販促品と思われます。
山一証券のワンコ爪切り。
ワンコの形状と言うだけなのに、なんとなく深爪しそうで怖いです。
大理石の福助。和洋折衷な印象でご利益ありそうです。
陶製の豆大黒天。おんまかきやらやそわか・・・
ブリキのおもちゃ、3種追加で入荷してます。最近のおもちゃweekで分かったことは、男性はみなおもちゃ好き。とりあえず触ってみたい、動かしてみたい、という人が多いようです。おもちゃを目の前にした男性はまるで子供のようですね。
猫好きのハートを男女問わず鷲掴みの「パズルキャット」。
眉毛が太く見るからに利発そうなわんぱく猫です。前足で挟んだ玉を転がして追いかける、という動きのおもちゃですが…机などの端まで行って落ちそうになるとクルリと方向転換し走りまわります。単純な構造ですが、見た目に新鮮に面白いおもちゃです。
STマーク入り、箱付の完品です。
綺麗なシマシマ猫。
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おもちゃの老舗、マスダヤ(増田屋)の「Old Timers」。
1953年に「オールドタイマーカー」が発売され、オールドカーシリーズで商品化されました。箱付は珍しいです。独特の動き、レバーフリクションもスムーズで状態は良いです。
赤いレバーを手前に引きますと、力強く発進します。この手ごたえ、動くときの音、子どものころにこういったもので遊ぶと大人になって古い外車ばかりに乗りたがる困った男に育つのでしょうか?
TとMと◇と○で構成されたロゴマークには、会社の信念と誇りが詰まっています。
見るからに、現金輸送車、「マルサントラック」。
こわもての警備員2名。
天井に細長い穴、実はこれ貯金箱になっています。
出すときは後ろから。本来は鍵付きだと思うのですが、残念ながら鍵はありません。「マルサン」と「H」のダブルネームです。現金輸送車と貯金箱という発想がニクイおもちゃだと思います。

生命に危険を感じるほどの暑さなので、目に涼しいものから紹介しようという魂胆です。透明のガラスの菊型浅鉢。

透明プレスガラスの深鉢。

ガラスの猪口。底面のエッジが尖っているので涼感があります。冷たく冷やした辛口のお酒をキュッと!

デッドストックの真っ赤な琺瑯の片手鍋。

同じシリーズの両手鍋。すべてデッドストックです。

生地から琺瑯まで全工程がコンベヤで結ばれた、合理化工場で生産された「ハニーウェア」は、欧米製品に劣らない高品質ホーローウェアです。と、富士琺瑯工業株式会社の説明書に書いてあります。

柿渋色のぼて箱。こちら面は「クラブ白粉」。

反対面は「クラブ歯磨」。

戦前のモノは嘘のようにきちんとした作り。

鉄の…アレ。

素焼きの植木鉢入れて、ハーブを寄せ植えにする?琺瑯の洗面器を置く?

一見アイアンアート。スツールでしょうか。バランスチェアの様に自然と背筋が伸びます。

Meijiの巨大置時計。
家に時計を置かなくとも時間などすぐにわかる現代において、置時計の大きさや重さはその人の人生の余裕に比例しているように思います。オーバーホール済み。

丸椅子。古くないです。今モノです。

よく、「昔からあるもので今でも同じ形でつくられ続けているもの」、の新旧の見分けがつかないと言われる事があります。一見して古そうに見えるものでも、意図的にそうして作られているものは良く見るとモノ自体に「あざとさ」が感じられます。また実際に古いものは、見た目の経年感だけでなく、経年によって醸し出される柔らかさ、「まろみ」 があります。人間と一緒で、まっとうに時を経ることで、無駄がそぎ落とされ自ずと洗練されてくるようです。

マルティグラスの花器。

暴力的な重さと、毒キノコのような見た目が素敵です。

薬箱。

紙製でも立派な取っ手がついていて、何よりペンギンがカワイイのです。

伸びたマグカップのような花器。

牛乳石鹸の缶。

牛、メインバージョン。

牛、小さいバージョン。

クバの葉の団扇、ほか。今年は例年よりも団扇が良く売れます。節電の流れでしょうか。

カメラ、皮ケース付き。

リコーフレックス。現状です。

古典的な腰の高さの引き戸の下駄箱。決して広いとは言えない日本の住宅の玄関スペース、開き戸よりも引き戸の有効性を痛感します。

左半分は均等に4段。

右半分は長靴やブーツも入る縦長スペース付。最下段には薄い引き出しも2つ付。

整理箪笥。均等割りの6段で、最上段だけ半分サイズに仕切られています。

最近ではリサイクル店や骨董市をめぐって少しづつ着物を買い集めている若い女性もよく見かけますが、プラスチックの衣装ケースに収納している人も多いようです。一間物の和箪笥を置くには予算とスペースが…というかたにも、このような和風すぎない小ぶりな整理箪笥はおすすめです。

シンプルな猫脚座卓。

天板も薄く和風な装飾も入っていませんので、ごく普通にローテーブル、といった風情です。

猫脚。全体に薄く軽く作られていますので、一般的な座卓の様に動かすとぎっくり腰になるようなこともありません。女性でも軽々と持ち運べます。
猫脚といえば…みなさま「猫足昆布」をご存じでしょうか?南千島、北海道北東部産の褐藻で、とろろこぶや根昆布水として使われることが多い昆布ですが、その形が猫の足の形のように見えます。うちの夫も髪の毛のために根昆布水を愛飲していますが、猫足根昆布、ひらがなで書くと、「ねこあしねこんぶ」。猫がいっぱいでなんだか無条件にうれしい昆布です。

クラリネット。


「ホリカワロボット」。ブリキ+プラスチックですが、ロボットの古典的容貌、動きの派手さで華があります。

ホリカワ製の電動ロボット。完働品です。
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PLAYING TOY製、「回転スキーヤー」、箱付のデッドストック。

簡単に言うと、この箱絵のようになります。

STマーク付きの割とあたらしいものですが、作り、動きともにブリキの日本製おもちゃの全盛期を彷彿とさせます。単純だけれど面白い、おもちゃとして優秀です。
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ノムラ製の「ニュースパピー」。
あのお茶の間で有名なブリキのおもちゃコレクターのせい(おかげ?)で、復刻もされたニュースボーイetc.シリーズ物のオリジナルになります。箱付デッドストック。
箱絵のワンコはファンシーですが、実物は斜視気味のSEXYなワンコです。
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そしてもう一つ、「サビタン三輪車」の動画を追加しておきます。予想外の進行方向と結構なスピードに驚きます。
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「サビタン三輪車」。キャラクターが三輪車に乗っている、というおもちゃはかなりポピュラーなものらしいです。

サビタン?こわもて。なのに三輪車?

サイドのねじを巻くとのろのろと漕ぎ出します。シュールなおもちゃだと思います。おそらくタカトク製。

DAIYA製、「ブリキの機関車」。

状態良好。走らせると突端の円筒部分がピストン運動をします。インパクト大。

サンシン製の手のひらサイズ、「ブリキのオープンカー」。
ややマイナーなメーカーながら、ゼンマイ式の車です。ブリキの車はフリクションタイプが多いのでゼンマイ式は珍しいと思います。
セルロイド人形も4点入荷…

キューピーさんを思わせる外国の幼女人形。

帽子や腰蓑(腰巻?)が残っています。やや日焼けあり。JAPAN刻印あり。

薄気味悪いものの、典型的なセルロイド人形。目立った傷みなく状態良好です。

白鳥なのにものすごいピンク、のセルロイド白鳥。

今でこそ、こうした細面の大きな洋犬を街頭で見かけることがありますが、当時はこんな犬見たことも無かったですね。残念ながら頭に破損あり。
未開封のプラモデルも2種、入荷…

「ニッサングロリアデラックス」、未開封。本体よりも箱絵のほうがより風情があるように思います。

「アパッチの襲撃」、未開封。箱絵がすごい迫力。

かっこいい!馬8頭、人物18人、幌馬車1台。

DAITO製、「ジェットファイター」。

米国の飛行機、乗員あり。

さほど状態は良くありませんが、錆はありません。箱付、完品です。

Marx(マルクス)のミキサー車。

青緑と白のコントラストが美しいです。

ブリキというよりも鉄製(プレススチール)のおもちゃです。ロゴは米国メーカーですが、日本製。

同じく米国メーカー、クラグスタンのトラック。

日本のトラックと違ってさっぱりしてて良いです。日本のデコラティブなトラックはいただけませんね。

日本製。

銅枠唐草文電傘。電傘(ガラスシェード)ですが、こういうの初めて見ました。昭和初期ごろのものです。

透明ですのでわかりづらいですが、8面全部にガラスが入っています。

6角形の金属製枠は銅でできています。優雅な蔦唐草のような文様です。

底面もガラス。

上面は、天上への光の映り込みが無いようにスリガラスを嵌めています。

コード、金属製のカバーはオリジナルです。全体にかなり大ぶりで全面にガラスが入るため相当な重量になります。そこで金属カバーの上部に古材で円形の補強をしています。見た目にもオリジナルの雰囲気を壊さずに強度の面でも安心してお使いいただけると思います。
サイズは6角形の一辺が約18センチ、高さ(本体のみ)が約20センチ、直径の一番大きな部分で約35センチ。かなり大ぶりな電気シェードです。初めて見る人は思わず声を失ってしまうほどの迫力です。古い大きな洋館の玄関などについているような雰囲気ですが、洗練されたデザインのためマンションなどに飾っても魅力的だと思います。

コンパクトなのにさらにこっそり2段積みの水屋(食器棚)。

一見ストレートタイプの作りですが、ここを境に上下段に分かれます。

上段は棚板2枚の2段。

下段は棚板4枚の5段。下部は引き出し付です。

ガラスは上下段ともにノーマルな透明ガラス。開閉の良さが上質な作りの証。

全体にナラ材を多く使った作りです。
横幅91センチ奥行き34センチ高さ158.5センチ。大き過ぎず小さ過ぎずの、日本人サイズの家具です。新居へお引っ越しの新婚さんなど大手の家具店をいろいろ見て回ったという人たちが当店に来てまず驚くのが、絶妙なサイズ感なんですね。昔の家具は日本人が日本人のために作っていますから、痒いところに手が届くサイズです。
そして同じ古いものでも上質なものには圧倒的な存在感があります。古いものなら何でも味わいがあって良い、というものでもありません。よくあることですが、一度商品を見に来てから数日後に買いに来たらすでに売れていた、というようなとき、「また同じようなものが入荷しますか?」と聞かれることがあります。当たり前ですが古道具は現行品ではないため特定の量産品を除いて同じものはほとんどありませんし、いつ入荷するかなどもわかりません。後日買ってくださった方が、「あれを買ってよかった。とても部屋になじんでいます。」と満足げに言われた時は当方もとてもうれしいですし、上質な古道具には不思議な力があって買ってくれる人を自ら選んでいるように思うことが多々あります。

壁掛けの電気時計。VICEROY(バーセロイ)は1951年設立のスペインのメーカーです。F1レーサーをイメージキャラクターにするなどいかにも男子好みのデザインです。

中に電球がふたつ仕込まれているので、間接照明としても機能します。写真では分かりづらいですが、この時計おっぱいのような半球状に湾曲した文字盤で、針もそれに合わせて湾曲しています。
トラベルクロック(コンパクト目覚まし時計)、2種追加。

シチズン製、鮮やかな緑の文字盤のトラベルクロック。すっきり目が覚めそうな色です。

赤いケースのクラシックなセイコー製。

そのほかにもいろいろありますので、お好みでどうぞ。

腕時計も4種、追加で入荷。すべてオーバーホール済みです。

スイス製「OSTERN」17石。


ベルトのニシキヘビのような滑らかな文様が美しいです。

日本製、オリエント時計「CASSY DATE」21石。

オリエント特有の凛とした印象の時計です。日付カレンダー付。

セイコー「5ACTUS(アクタス)」23石。

クールなシルバーブラックの文字盤で曜日、日付けカレンダー付。

セイコー「5SPORTS」21石。70メートル防水。

精工舎製の手巻き時計。

一週間巻きです。オーバーホール済み。

木製の柔らかな質感と金属を思わせる鈍色の塗装。無駄な主張が無い最高にシックな時計だと思います。
時計以外の入荷商品の一部。

木製の丸椅子、2脚入荷。つるりとした実用性重視のブラウンマッシュルームのような椅子です。

手のひらサイズのミニランプ。
以下、ブリキのおもちゃがモロモロ入荷していますが、これらは大人の趣味として集める人がほとんどでしょう。個人的には、実際に子どもと一緒にこうしたおもちゃで遊びたいなと思います。

手のひらサイズ山吹色のブリキのトラック。

HAJIという国産おもちゃメーカーのもので1950~60年代のものです。個人的にはおもちゃに関心はありませんが、昔の塗料ののっぺりした乗り具合は好きです。生クリームをケチってないいちごのショートケーキの様な印象。共通するのはモノ作りに携わる人の誇りの高さでしょうか。

WOOD PECKERつまり、ブリキのキツツキ。箱付のデッドストックです。T.Tマークはタカトクトイス、国産の海外輸出用商品です。色柄も鮮やかで状態良好。

箱の絵柄にあるように、もともとはゴムの吸盤をいろんなところにくっつけて遊ぶものですが、さすがにゴムは経年劣化して今は粘着しません。

小ぶりな手のひらサイズブリキのヘリコプター。羽はパチッとひとつにたためます。

AIR FORCE飛行機。状態の良さとともに出来具合も、最も日本製ブリキのおもちゃに脂の乗ったころの作。

独特の塗料の色合いは、現在では使用が認められていない成分を含むことに由来する場合があります。昔は生活のいたるところに存在したアスベストといっしょですね。この手の飛行機は羽が分解して取り外せるのでコンパクトに収納できます。

お洒落なブリキの消防車。人が乗っていないので、一見するとおもちゃというよりも置物。子どものころに、プラスチック製のセンスの悪い配色のおもちゃで遊ぶのと、こうした小洒落た印象のおもちゃで遊ぶのとでは、その後の成長に大いに差が出そうです。

三浦商事製、水に浮かべて遊ぶタイプのブリキのボート。「わんぱく探偵団」は1968年に放映されたアニメで江戸川乱歩の少年探偵団がベースになっています。

この個体は実際には水遊びに使われなかったと見え、スクリューも錆等なく完品です。前方に出ている針金のような部分を回すとスクリューが連動して回りますので、めいっぱい回したところで水に浮かべるとぐんぐん進みます。夏の家庭用プールで遊ぶのにちょうどよいです。本体にある「Ⓒ虫プロ」は手塚治虫のアニメプロダクションですが1961年に設立し73年に倒産していますからごく短い間に使われた商標です。

1950年に設立された萬代屋、いまのバンダイ製のMUSTANG(ムスタング)。大きめのブリキの車のおもちゃです。天井に若干の錆あり。

フリクションも健全。このおもちゃのフリクションは小賢しくバネを使った動力のチョロQなどと異なり、のろのろと走る重たい感触は古典力学の醍醐味。ただの車輪付きおもちゃ、というものではなく明らかにこれは車であると体感するおもちゃだと思います。この感触、小さな男の子には快感なのではないでしょうか?

↑のよりも少し小ぶりながら、しっかりとしたつくりのブリキの車。全体的にこちらのほうが上質です。これくらい出来が良いと、おもちゃに興味のない人でもマジマジと眺める人が多いでしょう。

一か所だけタイヤのホイールに欠損がありますので反対面を表にして観賞してください。

2足歩行ブリキのロボットとしては入門編の「鋼鉄ジーグ」。1975年から76年にかけて放送されたロボットアニメです。しかし、ジーグって言いづらいし聞きとりづらい単語だなと思います。

ヨネザワ製、ブリキの手動洗濯機のおもちゃ。

しっかりした作りで、後ろのねじを巻くとスクリューが動きます。サイドには脱水用レバーも有り。水遊びも可能です。

「自分の大事な人、モノの身につけるものを清潔に保つことは楽しく幸福なことである」と学べる素晴らしいおもちゃだと思います。
先日たまたま読んだフリーペーパーに昨今の「おままごと」事情が変化しているというものがありました。おままごとの役割分担で昔から皆がやりたがった「お母さん」の人気が落ち、いまや子どもがこぞってなりたいのは「ペット」の役だと…。その記事は、要はお母さん人気が落ち目な理由は家事労働や家族をまとめる役目を楽しそうにこなす母親像の欠如にあるのではという内容で締めくくってありましたが、本当であれば背筋の寒くなるような話だなと感じました。

ブリキの小型レジスター。

おもちゃというよりも置物の風情ですが、ボタンを押すとジャーンという音とともに引き出しが飛び出てきます。一見米国製ですが仕様の細やかさからして、おそらく日本製だと思います。

ヨネザワ製、国鉄ハイウェイバス。

STマーク入りですが、箱付完品です。STマークは1971年に玩具安全基準(ST基準)をもとにつくられた玩具の安全性を保証するマークのことです。コレクターとしては、これがつく以前のmade in Japan表記のモノのほうが価値があると判断するのでしょうが、これを境におもちゃとしての魅力のありなしで言うなら歴然と差が付くので当然ですね。安心安全を優先すると創造性や独創性が制限されるのは自然なことで、おもちゃとしての魅力はガタ落ちです。
たしかにSTマーク以前のブリキのおもちゃはエッジが尖っていたりして遊んでいる子どもが手を切るようなことも頻発したでしょうが、そこで得る気づきは多かったのです。モノは大切に扱わないといけないんだなとか、痛みがわかることで他人にも優しくすることができます。ですからこのご時世に、あえて昔のブリキのおもちゃで子どもに遊ばせるというのも有意義だと思うのです。

懐中時計が2種、追加で入荷してます。

一番左のウォルサム、ローマ数字で竜頭(リューズ)が横にあるタイプ。



チェーン付でオーバーホール済み。

同じくウォルサム、アラビア数字タイプ。



こちらもチェーン付でオーバーホール済み。

大正天皇即位記念の置き時計。

持ち手の部分がルネサンス様式のかおり。

豪華カレンダー付です。おそらく精工舎製。

こちらは昭和初期のカレンダー付置き時計。

↑のものと似た作りで曜日表示と日付表示あり。

そしてこちらには文字盤に精工舎製表記あり。

側面はスケルトンで機械まるみえ。

精工舎製のトラベルクロック。

閉じるとこうなります。
時計以外もちらほら入荷…

ペンタックスのカメラ、ストロボ付き。ジャンク扱いで。

CALVET、ワインオープナー。あの三鷹のワインバーと何か関係があるのでしょうか…

エンブレムつながりでベンツ。ブランド志向の方は是非タケコプターの様にご自分の頭頂部に装着されるのがよろしいかと存じます。

ライオン歯磨き粉の缶。