連休の営業日程のお知らせ

大型連休、みなさまご満喫でしょうか?
5月の連休における当店の営業日程のお知らせです。

5月 1  3 4 5 

2日の月曜日は定休日でそれ以外は通常通りの営業となっております。
なお第3回「和食器まつり」は5月1日(日)までですので、
本日4月30日(土)も含めあと2日。
5月3日(火)以降は店内の商品構成は通常通りに戻ります。
みなさまどうぞ良い連休をお過ごしくださいませ。

和食器追加

いよいよ世間は大型連休へ突入ですね。最近はどうもゴールデンウィークとは呼ばないんですね。有田陶器市も始まりました。行ったこと無いけどね…。人ごみが苦手な人は当店へどうぞ。5月1日(日)までひっそりと第3回「和食器まつり」開催中です。


以下、本日追加分の商品のご案内を…

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製磁の唐獅子牡丹5寸皿。
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柄が立体的で美しいです。




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鶉粟(うずらあわ)の3寸角皿。
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鳥のウズラと穀物のアワはワンセットで描かれる意匠としては定番のものです。古い帯にウズラの刺繍があるものなどを見かけることがあります。
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名前からしてご立派な上に、特製とくれば絵柄の緻密さへ気合いの入り方が違います。





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鶴に壽の縁起の良い5寸皿。
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鶴の羽など本当に細かいところまでしっかりと描いてあります。




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幕末ごろ。





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柿右衛門様式の流れを汲んだ現代ものの6寸皿。
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手軽に描きました的な印象は否めないですけれど、縁が立ってるので汁気のある料理を盛るのにも重宝します。




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上品なごく淡い青磁色のそば猪口サイズの小鉢。




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深川製磁の刺身皿。同じ柄ですが、上下で少し違う柄付けになっています。
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見事。
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ウサギちゃんもいます。





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源右衛門の梅型4寸皿。
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300円也。





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うっすらと向こうの透けて見える上質な薄手の染付小鉢。
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気高く古典的な柄は、着物で言うなら藍色の青海波江戸小紋。




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上品な染付の4.5寸皿。





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蓮の柄の2.5寸皿。明治の終わりころ。






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柿右衛門様式の小鉢。
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大きく湾曲した面に描く技術は素晴らしいです。



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香蘭社の小鉢。
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外側にはこぼれ松葉。





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印判の千鳥深鉢。6.5寸。
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容量たっぷりです。




番外編で土もの。
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清水焼の菓子器。約6寸。
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満開な感じ。

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鮎皿と呼ばれる角皿です。大きいほうが20×10センチ。小さなほうは10×6センチ。




さらに番外。
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青磁のゆたんぽ。現役です。

香蘭社もろもろ…

今日は香蘭社製品のご案内を…



まず「香蘭社(こうらんしゃ)」について。昨日の「深川製磁」とも関連が深いのですが、この深川家は江戸初期の慶安年間に窯元としてある由緒あるお家柄です。その8代目となる深川栄左ヱ門によって明治12年に設立されたのが香蘭社です。そしてその栄左ヱ門の次男である深川忠次によって設立されたのが「深川製磁」です。ちなみに宮内庁御用達には明治29年に指定されています。作風は、香蘭社のほうが伝統的な色絵磁器が多いのに対し、深川製磁はそれを生かした現代的な感覚の作品となっています。

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初期のころの裏印は、社名の蘭を模した花のマークのみのものが多く見られます。
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くずした書体で読みづらいかもしれませんが、香蘭社。
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現在では横書きで分かりやすくなったものが主流です。
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作品に応じて文字の色も異なります。







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これはちょっと異色の作品ですが、カップ&ソーサー。
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確かな技術と鍋島を思わせる大胆な色柄。カップ自体も大変薄く上質なものです。






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これも迫力ある蒸し茶碗。
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鮮やかな赤い龍と青い花唐草で威風堂々です。1客1000円→600円に値下げ。
これら2点は明治~大正の古手の作品です。





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おなじみの蘭の柄のお茶碗。50円~。

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四角の大皿。

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深川製磁と同じく金銀彩の瑠璃釉シリーズも有名です。銀絵付けのものも多くありますが、これらは漂白剤を使わないほうが良いです。銀製品と同じく経年で酸化して黒ずんできますので、たまに歯磨き粉などで磨いてあげるとぴかぴかになります。

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蓋付お湯呑50円~。

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松竹梅お湯呑。

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日本酒は薄手の磁器に限るという酒飲みも多いことでしょう。口当たりの良さは香蘭社ならではです。

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猪口100円。

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唐子猪口。

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菊を現代的に意匠化したシリーズ。

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柿右衛門様式の上品な角深鉢。

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縁起もののブドウ柄角皿。

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お揃いの徳利と猪口。






などなど5月1日(日)まで第3回「和食器まつり」好評開催中でございます。ちなみに明日、追加商品が入荷します。

深川製磁いろいろ・・・

お客様のご愛顧に感謝いたしまして、一部商品の値下げをしつつ第3回「和食器まつり」、5月1日(日)まで開催中でございます。1000円→600円、500円→300円など、残数の少なくなった商品等は随時値下げを行っております。一度ご覧になった方もぜひもう一度足をお運びくださいませ。



以下、今回の商品の内の「深川製磁」製のものをご紹介いたします。


まずご存じない方のために、「深川製磁(ふかがわせいじ)」という会社がどんなものであるのかをご紹介します。磁器のふるさとと言われる有田で、江戸初期の慶安年間に窯の日をともした深川家の深川忠次によって明治27年に深川製磁を創立されました。「富士流水」を裏印した深川製品は、品質の高い磁器として定評があり広く海外にもわたっています。明治43年には宮内庁御用達となり現在でも愛好家が多いです。
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現在一般的に使われているのが、この裏印です。
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少し古いものになると、富士流水のマークのみのものもあります。
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珍しいところでこんなのもあります。





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この独特の深い瑠璃色も深川製磁の特徴です。またぶどうの柄もたわわな粒から縁起物のモチーフとして多用されます。
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ぼかしの美しい桜柄のお茶碗。
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共に蓋付のお茶碗とお湯呑。ひとり暮らしの女性にはこのようなタイプから入ってみるとよいと思います。ふたのひと手間、しとやかな女性のしぐさが養えます。
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鳳凰の文様に唐草。
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繊細で美しい色柄です。
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柿右衛門でおなじみの柿モチーフ。
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のびやかな唐草のお湯呑。
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迫力の大輪の花柄の蒸し茶椀。
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瑠璃に金と銀のツル。古典的なツルというモチーフを使いながらモダーンな意匠です。
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上品な梅の4寸皿。デッドストックです。
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瑠璃の小皿。金色を多用しながらも決して下品にならないのが深川製磁の底力だとおもいます。
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のどかな山村風景のお湯呑。
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立体的な柿の絵柄の花器。反対面にホンモノみたいなミツバチがこれまた立体的についているのです。一瞬ハエが止まっているのかとギョッとします。
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毎年発売されます干支皿。酉年の方に。このシリーズも大いに年によって出来不出来にばらつきがあるように思うのですが、この年のは大変美しいと思います。
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格調ある4寸の6角皿。
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4寸丸皿。シンプルながら格調高い柄です。着物でたとえるなら江戸小紋クラス。共にデッドストック。
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上2点とも共に花鳥の柄ですが、「鳥」というモチーフも食器に多数用いられます。文・武・勇・仁・信の5徳を備えると言われ、よくある酉の市では、「とりを取り込む」ということばから商売繁盛、家運隆盛を呼ぶ開運の神様として信仰されます。また鳥と一緒に盛り込まれることの多い、桐や菊、梅などは伝統的な吉祥文様であり、盛運瑞祥、健康長寿を意味します。
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ピンク色がみずみずしい桃柄の4寸皿。
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カエデ柄の小鉢。
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ツルの角深鉢。
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確かな技術に裏付けされてこそ、こういった遊びのあるデザインができるのだと思います。ツル小皿。
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吸い込まれそうな花柄のシリーズ。
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瑠璃の灰皿。

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お茶碗とお揃い柄の土瓶と湯呑。デッドストック。


価格は50円~、4寸皿でも100円~200円が中心となっております。なお、上記商品には完売したものも含まれますのでご了承くださいませ。

商品詳細

5月1日(日)まで開催中の第3回「和食器まつり」、では商品紹介のつづきを…なお完売している商品もございますのでご了承くださいませ。







伊万里といえば、こういうにぎやかな色柄の器を思い浮かべる人も多いでしょう。
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古伊万里様式の「なます鉢(なます皿)」と4寸皿。

「古伊万里」というのは江戸時代に肥前で焼かれた磁器のことをいいますが、「古伊万里」と「古伊万里様式」は異なります。柿右衛門様式もそうですが、○○様式というのは、その名の通りある一定の決まりに則った色、形のものを指します。

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いかにも骨董市で売ってそうなにぎにぎしい絵柄の器ですが、明治期の庶民普及版でごく気楽に使えるお皿です。また「なます鉢」の「なます」は、鱠です。大根とにんじんを細く切ったものなどをあえた酢の物のことを言いますが、それを盛ったお皿ということです。最近ではに向付(むこうづけ)用の椀として扱われます。深さがあるので何を盛っても格好がつく便利なお皿です。




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蓋付の小鉢。
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蓋の内側まで文様が描かれています。
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高台(こうだい)に櫛歯(くしば)と呼ばれる線が描かれているものは櫛高台と呼ばれ「鍋島(なべしま)」の特徴とされます。鍋島とは、旧鍋島藩が将軍家や大名家への献上品として厳格な統制の下で制作した特殊な作品群のことです。しかし明治になると古伊万里様式の金襴手と混交するなどしてこのように混沌とした様相を呈します。ミニノンカップ麺を食べるのに最適な器です。
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現在でも鍋島の系統をひく窯元がありまして、このような作品を作っています。
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同じく鍋島系統の5寸皿。ともにデッドストックです。





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九谷焼の4寸皿。
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こうなるとお皿としての役割は無いように思いますが、観賞用としては美しいです。

九谷焼は石川県の焼き物ですが、これとは別に「古九谷」と呼ばれるものがあります。これはかつては石川県の色絵磁器だと言われていましたが、最近の調査では古九谷は伊万里焼であるとの説が有力になっています。





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凝った作りの青磁平鉢。
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赤が綺麗なひょうたん。
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菊は立体的に表現されています。






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染付に赤を中心とした色絵が加わると途端に表情豊かになります。
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カワイイ獅子。




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蝶も舞う菊皿。1枚600円也。





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和風でもない洋風でもない中途半端なところが面白い小皿。
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輸出用。






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珍しいアスパラガス文様の汁注ぎ。





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これは伊万里でなく愛媛県砥部町の砥部焼(とべやき)。手描きののびやかな唐草文様は砥部焼の伝統文様です。





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鶴に松の陶製4段重。無傷で1000円也。





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縁起の良い稲穂柄の蓋付お湯呑。
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「日陶」はノリタケの和食器用称号。昭和ひとケタ。




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おなじみの白山陶器のねじり梅シリーズ各種。100円~デッドストック多数。
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白山陶器は長崎県の波佐見焼の老舗の窯元ですが、早い時期からこうしたモダンデザインの和食器を作っていますね。最近では深川製磁などが似たようなシリーズをつくったりして片腹痛い思いがします。




以上かいつまんでご紹介しましたが、次は深川青磁と香蘭社。