「古道具のささや」
福岡市中央区平尾の古道具屋です。antiqueからvintageまで、日本の古道具、家具、時計、ガラス製品など多数品揃え。石油機器技術管理士の店主が石油ストーブの整備・修理も承ります。猫を連れてのご来店大歓迎です。
DATE: 2010/12/31(金)   CATEGORY: 雑文
ごあいさつ
世間一般よりも少し早目ではございますが、当店は27日よりお正月休みに入らせていただきます。今年最終営業日もわずかながら雪が積もっているような寒い日にも関わらず遠方より足を運んでくださったお客様もいらしてうれしい限りです。

本年は勉強の年でありました。たくさんの素晴らしいお客様に支えられまして一年間頑張ることができたとおもっております。ただ自分の不勉強と至らなさも痛感する年でありましたし、コメントもつかないという情けない状態でございます。このような拙いブログにお付き合いいただきました、今!これをご覧のみなさま!に心より感謝申し上げますと共に、どうぞお手すきの際には右横のメールフォームよりこのブログへの感想、要望、こけしへの批判等随時承っておりますのでお寄せいただければと存じます。また来年もお付き合いいただきますれば幸甚です。それでは皆様よいお正月をお迎えくださいませ。

新年の営業は1月8日(土)の14時からでございます。
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DATE: 2010/12/30(木)   CATEGORY: お知らせ
お引き取りの件
連絡事項です。

12月29日にメールフォームよりお引き取りの件でお問い合わせいただきましたお客様へ。記載されておりますメールアドレスに返信ができませんので、詳細につきましては来年1月8日の午後2時以降にお電話にて直接店主までお問い合わせくださいませ。
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時計4種入荷
年内の営業も、今日を含めてあと3日。夫はホウホウノテイで今日も店に出かけてゆきました…以下直近入荷の時計4種。



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1日巻きのオルゴール付目覚まし時計。手巻きですよ。

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精工舎製。何の曲がかかるかは店頭でお試しを。






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木目調のトランジスタ掛け時計。セイコーソノーラです。

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小細工のないハッキリスッキリ時間のわかる文字盤。





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木目と緑色の配色が絶妙な品の良い掛け時計。14日巻き、手巻きですよ。

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服装もそうですが、上品に洒落ることができるのはおとなの特権ですね。






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ドイツ製の置時計。

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四方がガラスなので機械部分が見えます。驚きの400日巻き。手巻きは面倒だ、という人にも。



以上4種、腕の確かな職人のオーバーホール済みです。そのままお使いいただけます。


掛け時計に関しては、「電池で動くトランジスタ時計」と「ねじを巻く手巻き時計」がありますが、当店で扱っているものは手巻きでも外見がモダーンな雰囲気のものが多いのでトランジスタとの見分けがつきづらいと思うお客様も多いかと思います。要は文字盤にねじまき用の穴があいているものは手巻き時計なのですが、よくわからないなぁという方は遠慮なく店主までお尋ねください。
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DATE: 2010/12/23(木)   CATEGORY: お知らせ
年内営業日のお知らせ
今年もあと少しでございますが、年内の営業は今週末12月26日(日)までです。27日(月)から来年1月7日(金)までお休みをいただきます。新年は1月8日(土)の14時から営業いたします。

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昭和のポチ袋、ほかもろもろ入荷
今日は冬至ですね。冬至にはかぼちゃといわれますが、要は「ん」のつく食べ物をたべるといいのだと聞いて育ちました。地方によっていろいろいわれがあるようですが、とりあえず南京は食べるとして、我家では「おいなりさん」も食べることにします…


以下、直近入荷分です。


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クリスマスのしおり。

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小さなものですけれど、戦前のもので印刷の具合がとても丁寧できれいなのです。





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懐かしい昭和のポチ袋。

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余談ですが、はじめてお年玉をあげたとき「あぁ、わたしも大人になったもんだなぁ」とおもいました。

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おっぱいの具合がすごい。







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昭和のご飯茶わん。

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モダーン柄いろいろ…





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濃い茶色のコーヒーテーブル。






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ロバみたいな人形親子。






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くろんぼこけし栓抜き。







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人魚型栓抜き。







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赤被せ切子の冠水瓶。

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やっぱり赤の切り子は美しいです。見惚れます。





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ガラスのスタンドライト。一回目のカチッ、で電球部分が点灯。2回目で筒のガラス部分が点灯。

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白い擦りガラスにお魚のレリーフ。





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小ぶりな木製飾り棚。

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あちこちに壺モチーフ。

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サイドにも壺。




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薄くて色っぽい紫色のグラス。

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下がポッコリして変わった形です。

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四角い紫の皿は大小あります。





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クリスタルカンガルー。腹に小物が入れられます。






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モダーン花瓶、色違い。






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一見金ピカの地球儀2個。

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大きいほうは、煙草入れに…

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小さいほうは、ライターに…

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細部まで凝りに凝ったつくりのウインドミルのライター&煙草入れセット。1980年代後半ごろの商品でしょうか。







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南仏を思わせる温かみのあるお皿なのに「SEIKO」。






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クジラ皿。

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日本近海捕鯨株式会社の記念プレート。





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モダーン漆器の蓋物と小皿5枚組のセット。

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木の葉柄。






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青色ガラス小鉢。







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三角灰皿、色いろいろ。

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50年くらい前のもの。サントリーのヘルメスのリキュール類宣伝灰皿。





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昔風のラジオ。

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AM,FM入ります。レプリカ。





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うつ病の犬をワイヤーで表現したらこんな感じ、といった風の置物。なぜだかうなだれていて薄気味悪い。





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真っ黒のフグ型灰皿。
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人面陶板、ほかもろもろ入荷
休む間もなく商品もろもろ入荷で営業中です。



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長机、入荷。

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軽くて素朴な机です。

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作業台として。





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赤ら顔の女性の置物。灰皿として使う勇気のある人いませんか?






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白と黒のモダンプリント皿。

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鳴海製陶製。





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当店では定番のアンバー色ガラスカップ&ソーサー。

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DURALEXです。






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ゆったりと口の広いカップ&ソーサー。

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これも鳴海。





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簡易本立て。両サイドに小鳥の透かし彫り入り。





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大きく重い木箱。

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はめ込み式の蓋。






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回転式椅子。座面も中のバネも現状にておつとめ価格。






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厚手のガラス鉢、3種。

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虹色。

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いちごミルク色。

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ぶどうゼリー色。

この手の小ぶりのガラス鉢は、男女問わず喫煙者のお友達へ灰皿の贈り物として人気があります。









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お正月用にとご要望がございましたので、華やかな金襴手の深鉢。

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がめ煮からサラダまで何を盛っても華やかに。





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全長40センチくらいのお魚の皿。

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うろこの柄までキレイ。明治ごろの伊万里焼。


続きはまた…
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DATE: 2010/12/20(月)   CATEGORY: 雑文
「漆器まつり」御礼
はじめての「漆器まつり」、本当にたくさんのお客様にお越しいただきまして心より御礼申し上げます。

漆器は、一般的な道具とちがい複数の材料、工程を経て出来上がるものなので基本的な構造や材料に関する知識がなければその良し悪しの判断をつけづらいものです。したがいまして蛇足ではありますが、漆に関する話を少ししておきたいと思います。

今回の漆器類は制作年代が主に明治から大正のもの、モダーン漆器に関しては昭和40年ごろまでの商品です。合成漆器が台頭してくるのは戦後、高度経済成長による工業化の影響が大きかったということはお話ししましたが、それ以前の木製漆器は純国産であると思われる方も多いと思います。しかし意外なことに漆という材料は100年以上前の明治28年ごろから国産を輸入が上回っています。輸入自体は鎖国下の江戸期から行われていたようです。さらに戦後は国内の漆生産量は激減し輸入依存度は99パーセント近いという状況が長年続いています。

ですから素地の木や上塗りは国産のものを使っているにしても下塗り、中塗りには外国産漆を使うというのがほとんどのようです。真っ当な漆器屋さんでは現在でも天然漆の輪島塗箸が1膳1500円程度で買えると申しましたが、これも輸入漆あってこその値段です。国産の木を使った国産の漆だけで塗り箸をつくるとすると、おおよそ1膳が8000円以上はします。天然木にポリエステル樹脂を塗った一見して同じように見える塗り箸が100円から販売されていることを考えると、売れませんよね。同じように見える100円の箸と8000円の箸…


そうなると外国産漆よりも国産漆のほうが良いのか?という疑問が湧いてきますが、これは生産される地域によって漆の組成がことなります。漆は中国、日本、ミャンマー、タイ、カンボジア、韓国といったアジア圏でしかとれませんが、日本に輸入される漆はそのほとんどが中国産です。この国産漆と外国産の漆、何がちがうのかと言いますと主成分ウルシオールの濃度です。一般的に中国産、韓国産に比べ日本産のもののほうがウルシオール濃度が高く品質が優れていると言われますが、実際には中国産も各省で幅広く採取されており国内でも大和産、相模産など産地ごとにもかなり成分に違いがみられることもあり一概には日本産が優れているとは言えないようです。漆そのものよりも明治、大正の漆器と現代の漆器、その大きな違いは作っている人の違いのほうが大きいような気がします。

いまではほぼ絶滅した「職人」と言われる人たち。以前にも博多包丁の件で書きましたが、いわゆる丁稚奉公ができなくなったのは労働基準法が昭和22年に制定されたためです。それ以前の塗師屋(ぬしや)の徒弟制度はどうだったのかと言いますと、江戸幕府藩政のころは年季(勤めを約束する期限)が13年、明治の初めは9年、大正時代は7年だったそうです。親に連れられて酒一升を持って弟子入り、親方の家に住み込みで兄弟子の世話や家事や子守などの雑用をこなします。本来の仕事のほうは3年目で初めて塗りの仕事が与えられ、年季明け一年前にようやく上塗りが許されます。しかもそれはみなができるのではなく、品行方正、技量優秀なものだけが許されたといいます。そして年季明けになると親方と親子盃をし、名の一字をもらって独立します。それだけの年月に努力を要する「職人」の仕事が、現代の漆器作家と比べるべくもないのは仕方のないことです。
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職人個人の技量自慢よりも、見えない下地にしっかりとした技術をを施すという誇りのある仕事は、きちんと責任を負っています。つくったものに作家銘を入れるようなことはしませんが、職人が責任を持って作ったものには、共箱や包装紙に屋号や職人個人の名前が印字されているものも多くあります。

とくに輪島地方の職人には小唄、三味線、謡曲や俳句などの遊芸は一通りおさめた人も多かったそうで、輪島の芸者がほかの地方にくら替えするとお給金が上がったそうです。芸達者なお客の相手をしているから自然と芸者の芸も上達するんですね。時代のながれだとはいいますけれど、そうした人間らしい余裕をもった職人が作ったものはおのずとその作品にやわらかみというか深みがあるのは必然の様な気がします。しかし失ったシステムを再び、というのは無理な話ですし懐古主義には陥りたくありません。国内でも岩手県の浄法寺漆は生産量を増やす試みが盛んに行われています。そうした活動を後押しする意味を込めて良い商品を見極め、現在作られている漆器を手にとってみて欲しいと思っています。




さてさて、長くなりましたが今回の「漆器まつり」において実際に漆器を購入して使ってみた!というかた、もしよろしければ今回コメント欄をつけておりますのでご意見、ご感想をお寄せいただけましたら幸いです。わたくしこけしは店頭に立つことがめったにないものですからお客様と直接お話しする機会もないもので、いつもブログを見てるだけ、といった方もこの機会にご要望、ご批判等頂戴できましたらとおもいます。
うるしかぶれ?
当店の「漆器まつり」も明日19日(日)までとなりました。ブログでの商品紹介が追いつかないもので店頭にはすでにない商品も含まれますが、ご参考までに。



本日ご紹介する商品は、日常のための漆器とは異なり工芸的な見て楽しむ美しさもあるものです。逆に言うと漆器といえばこのような技術を駆使したものを思い浮かべる人のほうが多いかもしれません。ですがこうした優れた作品は、日常の漆器のためのしっかりした土台の技術の上に成り立っているのだということを心に留めておきたいものです。


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真塗(しんぬり)内朱の「八十椀(はちじゅうわん)」セットで8000円。

お茶事やお寺のお斎などでも使う椀4つのセットです。つぼ(小ぶりの吸物椀)ひら(煮物椀)しる(汁椀)めし(飯椀)の四つのそれぞれ蓋が付いていて重ねると八重になることから八十椀と呼ばれます。真塗というのは、黒呂色漆で上塗りしたものです。つや消しの様に鈍い輝きの漆椀と違い、最後に漆を磨き上げて艶をつける塗り方の技法です。見た目重視ということですね。

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椀の内側(見込み)は鮮やかな朱漆で塗られています。一目見るだけで上質な塗りだとわかる深みのある椀です。

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それぞれ大きさの違う4つの椀、これだけあれば毎日の食事に事足りますね。






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菊竹蒔絵の進物盆、3枚組12000円。

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3枚ともに若干異なる図柄の菊と竹が蒔絵で描かれています。

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菊の葉の葉脈まで美しい高蒔絵。






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布着せ本堅地の輪島塗角盆2000円。

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縁の立ち上がり部分は、摺漆(すりうるし)塗りで木目の美しさを存分に。








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輪島塗の鯉が高蒔絵で描かれた椀、5客セット。

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金色の鯉が美しいです。







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布着せ本堅地の輪島塗富士形吸い物椀、5客セット。

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先にも申しましたが、漆器は角が弱いのですが、名月椀や富士形の椀のようにあえて角をつけたものもあります。下地の手間暇を考えると何倍にもなりますが、技量試しのようなものでしょうか?それもわかる人に使ってもらわねば何もなりませんね。表面には蓋と椀に通しでススキの平蒔絵。

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蓋の内側には、見事な高蒔絵で緻密な菊。

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椀の内側には、はらはらと菊の葉っぱ。しかもよく見れば虫食いの様子までありありと。






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溜塗(ためぬり)の内箔菓子器20000円。

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菓子器ですが、要はただの箱ですのでいろいろな用途にも。溜塗というのは赤い色の下塗りのうえに透漆を塗って、飴色の漆の透明感を楽しむ塗り方のことです。

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いやらしさのない上品な箔。






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布着せ本堅地の輪島塗2段重箱、12000円。

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沈金で菊と蝶が描かれています。優美で大胆な意匠は琳派のかおり。

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内側は朱。下地もきちんとした良い作りです。





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布着せ本堅地の輪島塗の重箱台。

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根来塗りとは逆に中塗りに朱、上塗りに黒がかかっているようです。何となく鬼のパンツの柄を思い出すのは私だけでしょうか…

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重箱をのせるとこうなります。ちなみにうちのニャンコは重箱台の上に杯洗の食器でおまんまを食べます。猫が前かがみにならなくてよいので画期的だと思っているんですが、知らずにうちに来たひとは新興宗教の神様へのお供えだと勘違いする人がほとんどです。






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一見無地の黒い椀。京塗黒吸い物椀全10客、すべてバラ売りで1客15000円。

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蓋を開けると、蓋と椀の内側にそれぞれ異なった意匠が蒔絵で表現されています。全部で10客ありますが、その蓋と椀すべてがちがう柄です。贅沢の極み。

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これらは何を描いてあるのかと言いますと、「謡本(うたいぼん)」です。謡(うたい)というのは能の声楽の部分です。能では台詞の部分にも独特の抑揚がありますが、それらのテキストといえるものです。能の知識があることが前提の楽しみ、大人への道は遠いです…

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わたしのような素人目にも技術の確かさはわかります。

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こんなに小さな謡本の文字までがきちんと美しい字で描かれています。

独特のツヤが美しい呂色仕上げのこれらの椀は京塗(きょうぬり)です。漆下地の調合などにおいて輪島塗などとは異なり、実用というよりも魅せるための漆器です。全20柄ですから、ここでは全部ご紹介しきれませんのでどうぞ店頭でお手にとってご覧くださいませ。






以上、今回の「漆器まつり」の商品をご紹介してまいりました。「漆器」とひとくくりにはできないほどピンからキリまである漆器の世界は深く楽しいです。漆による皮膚炎を「うるしかぶれ」と言いますが、気触れる(かぶれる)というのは「感化される」とか「その風に染まる」、といった意味もありますので今まで漆器に興味がなかったという方もホンモノの漆器の良さを体感してどんどん漆器に気触れて欲しいものだと思います。師走も後半を迎え何かとお忙しい折とは存じますが、今回ご紹介しきれていない花塗の時代椀や大ぶりな菊の蒔絵の3つ椀なども追加で入荷しておりますので店頭まで足をお運びいただけましたら幸甚です。
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ポリエステル塗料の輪島塗?
「漆器まつり」初日にとりあえず使ってみようかと輪島塗のお椀を買ってくださったお客様から「本当の漆器がこんなにいいものだとは知らなかった!」という言葉をいただき、とてもうれしく思っています。軽くて持ちやすいのでおじいちゃんおばあちゃんへ買っていくのだという若者もいます。飯椀ごとき陶器でもたいして変わらないのでは?と思うかもしれませんが、漆器の飯椀を使ってみて初めて今までは何と重たい椀で食事をしていたのか!と驚く人が多いようです。そして真っ黒なお椀に真っ白のお米が何よりもおいしそうに見え食の細かった子供が急にご飯を残さず食べるようになったので驚きましたとの話も伺いました。



以下、商品紹介のつづき…



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木製漆器の角盆。万寿菊と竹の蒔絵、1枚100円。重箱もそうですが、漆器は角が弱いです。乾燥によるヒビなどはすみっこから入ります。そのために丁寧な下地が必要です。お化粧と一緒ですね。





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根来椀。根来(ねごろ)塗ではなく根来風です。素地は高級漆器材のフェノール木漆、と自称しています。ひとつ100円。






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春慶塗でしょうか、木製漆器の木皿。軽くてかさばらず、ちょっとおまんじゅうを食べるときなど重宝です。






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琉球漆器の茶卓。

現在日本では23の主要な漆器産地がありますが、そのうちのひとつに沖縄の「琉球漆器」があります。古くは朱色のものが多く、戦後本土復帰までの期間には米国人受けの良い黒地の漆器が多く作られたそうでこの茶卓もまさにそうです。現在おみやげ用に売ってあるものも多くは朱色の漆器が多いですね。しかし琉球漆器もご多分にもれず合成樹脂を使用した漆器が多数を占めているようです。

琉球漆器の特徴は、素地に沖縄地方独特のデイゴやエゴの木を使うこと、「豚血下地(とんけちしたじ)」といってブタの血液!を使っているものがあることです。古くは漆下地のものだったようですが、明治以降つい十数年前まではごく当たり前に豚血下地を使っていたそうです。この茶卓も…豚血は身近で安価に手に入る材料として、しかも堅牢性においては漆下地に劣らないそうで沖縄の理にかなったものだったのでしょう。

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琉球漆器特有の技法「堆錦(ついきん)」で描かれた立体的なハイビスカス。





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小丼くらいの器ですが、輪島塗の杯洗(はいせん)です。酒席でお酒を返杯するときに自分の口をつけたお盃を水ですすぐための道具です。

うちのニャンコは水もゴハンも磁器の杯洗を使っていますが、ここ福岡では有田に近いこともあってか杯洗といえば磁器のものが多いようです。近畿地方ではこのような漆器のものが多く見られます。

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内側はキンキラの箔。ひとつ1500円。






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輪島塗の徳利袴。とっくりばかま、と読みます。徳利に袴を履かせようという心意気が素敵です。無用なようで、一度履かせてみると今度は裸の徳利が恥ずかしいような気持になるので不思議です。

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黒に赤いラインがチラリの袴。1つ200円。

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千鳥が沈金、沈銀で描かれています。1つ350円。徳利は1本200円。お揃いの柄の猪口はひとつ100円。

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お揃いの角皿はひとつ200円。自家製塩辛とか…

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丸皿はひとつ150円。自家製カラスミを薄く切ったのとか…晩酌が楽しみになります。






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大きく平べったいお雑煮椀。九州では深さのある小丼サイズの椀で雑煮を食べることが多いですが、このような薄く大きな椀だと具材がキレイに見えるように並べられるので良いです。1客1000円。






今回はじめて「漆器まつり」を開催してみて、みなさまの需要に気づいたものがあります。それが重箱。とにかく人気。重箱を探している人が多いのです。しかもみなさん理想の重箱像をきちんと持っていらっしゃる。おせちを自分でつくる人も作らない人も、素敵な重箱は欲しいと思っているんですね。次回はもっと豊富にそろえたいと思いました。

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朱の輪島塗2段重箱10000円。

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3段腹?とみまごう形ですが、2段です。沈金で笹など吉祥紋が描かれています。

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中は黒。







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これはおそらく合成漆器の重箱、5000円。

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中は赤で3段。古いものは4段を多く見ましたが最近は3段でさえも少ないですね、デパートなどではほとんどが2段仕様です。

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部分的に螺鈿も入っていて随分と豪勢です。







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輪島塗のお箸、追加で入荷しました。

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朱が10膳、黒が1膳。先に入荷していた分は四角だったのですが、これは楕円です。ものすごく握りやすいです。1膳500円。


輪島塗のお箸、というと高価そうに思うかもしれませんが、現在作られているものでも天然木に天然漆が塗られているお箸1膳が1500円程度で買うことができます。ただしこれはきちんとしたお店の話。商品に「輪島塗箸」とハッキリ書いて売られているものでも裏面をみると「ポリエステル塗料」と書いてあることも少なくありません。これははっきり言って偽装に値するものだと思いますが、法律的に明確な分類と表示の規制がないことが問題です。消費者が知らないほうが悪いとでもいうのでしょうか?みなさまもどうぞ知らぬまに「ポリエステル塗料の輪島塗」を買ってしまわぬようお気をつけて…

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ホンモノ の漆器とニセモノの漆器の見分け方
みなさま、そもそも「漆器」の定義を御存知でしょうか?

広辞苑では「漆塗りの器物」とあります。一般的には、木や竹の素材に漆を塗ったものとして理解しているのではないでしょうか。しかし日本標準産業分類では、「漆器製造業」というのは「木材・木製品製造業およびプラスチック製品製造業の一部」も含まれます。つまり、プラスチック成型加工業者や吹き付け塗装業者、いわゆる合成漆器を作る業者も漆器組合などに含まれているということです。

新しく漆器を購入する場合は、商品に「家庭用品品質表示法による表示」の小さな紙がついていますね。しっかり見ないまま捨ててしまう人も多いかもしれませんが、ここにはあなたの買った漆器の分類が表示してあります。漆器の呼称は必ずしも統一されているわけではないのですが、大きく分けると以下のように分類できます。

「漆器」…素地の如何を問わず天然漆を塗った製品

「合成漆器」…天然漆以外の塗料を塗った製品

そしてややこしいのがこれから。漆器は素地に下地を施し漆を塗り重ねますが、見えない部分に何を使ってあるのか、ということを含めると以下のようになります。

「木製漆器」…天然木に天然漆を塗ったもの。デパートなどでよく見る伝統的工芸品に指定されているものはすべてこれに該当します。

「樹脂製合成漆器」…木粉加工品(圧縮材)や合成樹脂の成型品(プラスチック)に各種の合成樹脂塗料を塗ったものはすべてこれに含まれます。

「異種積層合成漆器」…素地の如何を問わず塗装の段階で異種の塗料を併用した製品。

「異種積層漆仕上げ合成漆器」…最後の仕上げに天然漆を使用した製品。



どうでしょうか?このブログを読むのをやめた人がほとんどかもしれません。要は一般人が見て理解できない表示は、表示していないのと変わりないと思います。しかも昨今ではプロでも見分けのつかないような精巧な合成漆器もあるといいますから話は複雑です。ホンモノの漆器を手に入れたいと思うのならば信用できるお店を選ぶことと消費者個人もある程度の正しい知識を得ることが不可欠だと結論付けます。


さて今週末19日(日)まで開催中の「漆器まつり」、商品紹介のつづきです。今日の分はホンモノの漆器とニセモノの漆器が順不同で混在していますので注意深くご覧くださいませ…


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輪島塗お屠蘇セット1500円。

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美しい沈金です。

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これってありえない値段ですよね、というご指摘をいただきますが、ごめんなさい。お盃がひとつ行方不明です。







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しこく彫3段くり抜き弁当箱。

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大根みたいな弁当箱です。共袋付1000円。










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見事な沈金の杯と台セット1000円。

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よく見ると松竹梅がムッチリ。






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美しいツヤっツヤのお屠蘇セット。ニセモノです。ただしあまり漆器に感心のない人が、これだけ単体で見る大抵は「ああ、立派な漆器だなぁ」と思うことでしょう。

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素地はフェノール樹脂(プラスチック)で上塗りも合成樹脂塗料だと思います。合成漆器の代表の様な作りです。

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蓋裏が一目瞭然にプラスチック。そしてこの製品が入っている紙箱には大きく「輪島型屠蘇セット」。輪島型って…後生大事にこのようなニセモノ漆器を押し入れに仕舞いこんでいるご家庭がどれだけあるのか想像すると恐ろしいです。是非店頭で本当の漆器と比べて触ってみて欲しいと思います。






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おめでたい木製漆器の丸皿。

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のびやかな絵柄が時代の古さを感じさせます。往々にして古い漆器は絵付けがのびやかでモチーフも斬新です。器自体もまん丸でなかったり凸凹していたりと柔らかみがあります。






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安直な柄付けが怪しい、三羽鶴松満菓子器。作家銘もあり立派すぎる桐の共箱に入っていますが100円。





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同じ大きさの木皿38枚。どれでも1枚100円。

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木目が美しいのです。実用的な美しさ。






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木製漆器箸箱。

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中は朱。






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布着せ本堅地輪島塗の丸盆。本来は給仕盆、通い盆ですが、季節の飾りものをしたりするのにちょうどよい無地の盆です。






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こぼれ松葉が愛らしいモダーン盆。素地はABS樹脂。

以前にも書きましたが当店では通常もモダンな絵付けの合成漆器を好んで取り扱います。単純に色柄が可愛らしいと思うとともに、その作品にホンモノを真似たニセモノであるという後ろめたさがないからです。合成樹脂の特質を生かした丈夫な合成漆器として堂々と販売されているものは消費者がその意味をわかっている限りは良いことだと思います。






汁椀いろいろ…

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呂色塗りのつやつや輪島塗椀。その深みのある艶とゆがみのあるおおらかさが楽しいお椀です。昭和初期のものです。1客100円。

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えび茶色の椀。伊勢海老が質感は本物そっくりに漆絵で描いてあります。光正銘入り。1客400円。

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洗朱につくしの椀。一客200円。なぜにつくしなのか?ズンズンと勢いよく伸びるつくしが描かれています。この椀はお直しがしてあるのですが、それがチマチマとわからないように直してあるのではなく、堂々と若干色味の違う漆で補修してあります。昔のひとの漆器に対する接し方が伺えます。

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蓋と椀をまたいで壽の文字が蒔絵してあるめでたい椀。昭和初期。下地からきちんと作られている椀です。一客500円。

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蓋の内側には、松ぼっくり。

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力強い牡丹の蒔絵の椀。少し大ぶりなのでお雑煮椀としても良いでしょう。1客500円。

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一見上品な輪島塗風の椀。上塗りは漆のようですが、下地はおそらく合成樹脂だと思います。一般的に合成樹脂を素地にした場合に現れる問題、たとえば木製素地にくらべて重たいとか逆に軽いとか、ぶつけたときに特有の音響、厚みであるとかそうした差異をうめるための策がとられています。素地の成形の際に樹脂発泡を行い重量、外観ともになるだけ木製品に似せるように作られているということです。1客100円。

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これはわかりやすく合成漆器。一番頑丈です。1客100円。

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明るい朱の本堅地椀。蓋の部分が三日月形になっていて蒔絵の鷹が空を飛んでいるように見立ててあるようです。明治中期のもので1客100円。

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乙女好きしそうな千鳥の蒔絵椀。木製漆器で少し大き目。1客300円。昭和初期のものです。

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ツヤツヤ呂色仕上げの蝶の蒔絵椀。木製漆器ですが明治のもので傷みがあるので1客100円。

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富士山に松の漆絵の本堅地椀。1客100円。

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写実的な美しい牡丹の蒔絵の椀。

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梅に松の蒔絵、本堅地椀。1客100円。椀の底に「山」などの文字が書いてあるものがありますが、昔は買ったひと(注文した人)の名字の一字を目印に入れたりしたものです。

「椀講(わんこう)」というものを御存知でしょうか?江戸時代には裕福な町人が漆塗りの椀や膳を数多く取り揃え保有することがステータスとなったわけですが、一般庶民は椀講で漆器を購入した人が多かったようです。いまでも漆器といえば「輪島塗」と誰でもが口にしますが、輪島塗が全国に販路を拡大した理由は、品質の高い製品の量産体制を確立したことに加え、行商による椀講で安定した販売先を確保したためだと言われています。これは10人の顧客がグループ(講)を組み、各人が商品の価格の10分の1のお金を10回払います。商品は抽選で10年かけて毎年ひとりに納品されるというシステムです。こうして購入した漆器は修理が必要になれば行商人を通じて輪島に持ち帰り補修され再び使われるという効率的なもので顧客の信頼を得たのです。

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1尺2寸の秘密
ここだけ正月の様だねと好評の「漆器まつり」、今週の日曜日19日までの開催となっております。遅ればせながら商品詳細を。お茶の懐石道具などもございますが、よくあるセット売りではなくすべてバラ売りです。おひとつから好きな数だけお求めください。以下、すでに売れてしまった分も含みますのでどうぞご了承くださいませ。




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輪島塗のお櫃(ひつ)2000円、とその台。しゃもじ500円。





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蒔絵入りの脚付のお膳、懸盤(かけばん)。

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お正月くらいはこういうお膳で食事をするのも楽しいです。このお膳は3つがサイズ違いでキレイに重ねられるので省スペース。3つで3000円。

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輪島塗のお箸。

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お箸の数え方は、いちぜん、にぜん…ですね。お膳のぜん、からきているのでしょう。

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東山造の銘入りお魚箸置。






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若狭塗(わかさぬり)の半月形の会席膳、折敷(おしき)。

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お箸などでよく見かける若狭塗の特徴は、この美しい文様ですね。変わり塗の一種で、卵の殻の粉末やもみ殻などを蒔いてその上に漆や金箔などを貼り、さらに漆を塗って最後に削って下の文様を出すという非常に凝った手間暇のかかるものです。

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ごく低い脚の付いている会席膳を、貴人膳や胡桃(くるみ)足と呼びますが…

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本当にクルミがついています。





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懐石の道具、引杯(ひきさかづき)とその台。

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これも輪島塗。とても上質な肌合いです。








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布着せ本堅地の輪島塗会席膳。使い勝手の良い無地の黒で大きさは2種。ともに1枚600円。

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おなじく輪島塗の会席膳。こちらは布着せ大極上本堅地、とあります。豪勢な感じです。大きさは2種。どちらも1枚1500円。大きなほうは全部で7枚あって、うち1枚の絵柄がほんの少し異なります。間違い探し程度の差ですが粋な計らいだとおもいます。

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沈金(ちんきん)という技法で描かれた金色の桜。

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うっすらと浮かび上がるのは沈銀。

お膳にまつわる面白い話をひとつ。お皿なども6寸皿などと称しますが、そのサイズは?ではなく尺貫法で呼ばれることがあります。会席膳はそのほとんどが1尺2寸です。この寸法は約36センチですが、一般的な着物の反物の幅と同じです。これが何を表すかというと、かつての日本人の腰の幅がこれを基本としていました。さらに1尺2寸のお膳に両手の拳の厚さを加えると、肩幅の1尺5寸(約45?)となります。つまり、京間(近畿地方で主に行われた建築における柱間(はしらま)の基準寸法)の廊下の幅3尺(約90?)は、膳を両手で持った二人がすれ違うことができる幅に作られているのだそうです。お膳がかつては平常にも使われたごく身近な道具であったことや尺貫法が日本人の体に即した寸法となっていることがわかります。





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洗朱(あらいしゅ)のお屠蘇セット。2段の小さな重箱付。全部セットで500円。

朱色の漆は朱漆(しゅうるし)と言いまして彩漆(いろうるし)の一種ですが、飴色半透明の透漆(すきうるし)に、硫化水銀を練り混ぜたものです。濃い朱を本朱(ほんしゅ)、淡くなるにつれて洗朱(あらいしゅ)、赤口(あかぐち)、淡口(あわぐち)、黄口(きぐち)と呼びます。





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木地呂塗(きじろぬり)の丸型弁当箱1000円。

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木目の美しさを活かすために透漆を塗った、透けた感じを強調する漆塗りです。お誂えの木綿の共袋付。





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緑色の彩漆を塗った輪島塗の3段弁当箱。共袋付で2000円。全部で8個あります。

弁当箱というのは江戸文化を象徴するものと言われ、観桜、観楓(かんぷう)など行楽には必須のお弁当を入れる容器として、丈夫で軽い漆器は最適の素材です。

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内側は洗朱。一番下はたっぷりご飯が入るよう十分な深さがあります。暮しの手帖で同じような輪島塗の2段弁当箱を17000円ほどで今でも売っています。






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つや消し2度塗り本堅地の輪島塗湯桶500円。鳥すきやお鍋など煮詰まってくるお料理におだしやお水を差すのにもちょうどよいのです。






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輪島塗の小さな椀、箸洗い。これからの季節、美味しい棒寿司をたべるときなどに、ちょっとお吸い物があると幸せですね。粉末の松茸のお吸い物でも…
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漆器の手入れ
「漆器は扱い方がわからないから・・・」

「漆器は扱いが面倒だから・・・」

「漆器は高級だから・・・」


以上のような理由で、漆器を毛嫌いする人も多いようです。当店の「漆器まつり」開催前にもよく来ていただくお客様には事前にお知らせしておいたのですが、同じような理由で消極的な意見が多かったのです。当店は古道具屋ですから漆器製造の流通や業界には全く関わりがありません。その立場にあるからこそ今回はひとつの提案をしています。


コンビニエンスストアの台頭により食器を使わないで食事を済ませる人が増えていることは事実ですが、ほとんどの日本人はお米を食べるための椀と味噌汁を飲むための椀とお箸、の3つは自分専用のものを持っている人がほとんどでしょう。100均のお店で揃えれば300円で済む話です。その3つともに漆器のものを使っている人は少ないかもしれませんが、少なくとも汁椀だけは漆器を使っている、という人が多いのではないでしょうか?


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そこで今回当店の「漆器まつり」では、「布着せ本堅地、輪島塗の無地の黒い椀」を4デザイン計40個ご用意しております。価格はどれでも一客800円也。

いずれも明治大正期の古いものですが、天然木の椀に丁寧な下地を施した上に天然の漆を塗った輪島塗りのお椀です。現在製造されているものなら一客が1万円はします。漆塗り製品の中でも最も堅牢だといわれる本堅地(ほんかたじ)は、約25の工程を経て約1年かかって作られます。お椀ひとつが1万円、高いと思うかもしれませんがそれだけ手間暇のかかったものですから当然の値段です。

現在では食生活の多様化に伴い漆器の需要は低迷しています。そうなるともちろん古道具市場においても日常用の漆器類の価格はとても安価に取引されています。売る側も、漆器は今売れないよ?と口をそろえて言います。しかしそれは売る側の怠慢も大いにあるのだと思っています。現行品を無理に低価格で販売するのは製品の質にしわ寄せがきますが、古いものならばホンモノでも安価に手に入れることができます。ほんものを実際に使うことでわかることは多いのです。騙されたと思って、この輪島塗のお椀を1年間使ってみて欲しいと思います。最初に上げた漆器に関するイメージが本当かどうかがわかります。そしてその良さがわかったら、ぜひとも今現在ホンモノの漆器作りをしているひとからその商品を買っていただきたいと思っています。

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大きさ、形は4種で若干異なります。できれば2種をお求めいただき「飯椀と汁椀」として使ってもらえればと思います。

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2客あれば、蓋になっているものを平椀として使えば全部で4つの椀になります。つまり、これだけで1汁2菜の食事ができます。一番大きな器に白いご飯、2番目にお味噌汁、平椀にお漬物と菜っ葉の煮たの…はもちろんのこと、今日は豚汁がメインだという日は、一番大きな器に汁を盛ってもよいでしょう。かしこまった茶懐石でもなし、アイスクリームやチョコレートを盛っても良いですし何より自由に楽しんで欲しいと思います。


ホンモノの漆器は丈夫です。ただし現代生活では「丈夫」ということを、雑な扱いに耐えるという意味での「頑丈さ」とはき違えている人も多いのです。大事に扱えば長い年月美しさを保ちます。ここでいう「大事に扱う」というのは、「ハレモノに触るように扱う」というのとも異なります。かといって「気軽に使ってほしい」というのを「粗雑に扱っても大丈夫」と解釈するのも間違っています。



そこで「漆器の扱い方」として個人的に提案するのは、普通に使うことです。スポンジに洗剤をつけてキレイに洗ってください。そのまま自然乾燥する、というのでもまあよいでしょう。最後は他の食器と同じでフキンで水気を拭って食器棚に戻します。何も特別なことは必要ありません。逆にそんなことでは物足りない、もっときちんとお手入れしたい。というのであれば、しっかり洗ってすすぎはぬるま湯で、水気を切ったら柔らなフキンで拭きあげ、最後は絹の布で磨くとよいでしょう。うっとりするほど艶がでます。今回「漆器まつり」期間中にお求めいただいたお客様には磨き上げ用の絹布を差し上げております。数に限りがございますのでお早めにどうぞ…
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DATE: 2010/12/12(日)   CATEGORY: お知らせ
決まりました!
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11月に里親募集の告知をしておりました、ワンコの里親さんが決まりました。お問い合わせいただいたみなさま、誠にありがとうございます。お知らせポスターのワンコの顔は心なしか笑顔のようです。お知らせまでに…
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DATE: 2010/12/11(土)   CATEGORY: お知らせ
本日より「漆器まつり」開催!
さてさてあわただしい師走を迎え、お正月の準備もそろそろ…という時期になりました。本日12月11日より19日(日)まで、当店におきまして「漆器まつり」を開催いたします。

実用的な布着本堅地の輪島塗製品各種、汁椀、飯椀をはじめ、お正月用の屠蘇器や重箱、工芸品としても楽しめる絢爛な金蒔絵椀など幅広く品揃えしております。扱いの煩雑さを理由に敬遠されがちな漆器ですが、品質の良い漆器は堅牢です。普通にお使いの食器と同等に扱っていただいて何ら問題ありません。というより、実際は割れものの陶器や磁器よりも丈夫です。ぜひともわたくしども日本人の日常の食卓に本物の漆器を取り入れてほしいという願いを込めまして、前回の「和食器まつり」同様に100円からのお求めやすい価格帯にてご提供いたします。デパートの漆器売り場をご覧になった後にでも是非お立ち寄りくださいませ。

追々商品はご紹介してまいりますが、一部抜粋。

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輪島塗の鯉が金蒔絵で描かれている汁椀。

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可愛らしい千鳥の朱塗りの汁椀。一客300円也。

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外側が緑色、内側が朱塗りの輪島塗3段弁当箱。ぴったり入る木綿の共袋付でひと揃い2000円なり。

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デパートでよく見かけるピカピカすぎる合成漆器のお屠蘇セット。

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誰でもお殿様気分が味わえる箱膳。

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謡(うたい)の本が蒔絵された絢爛な汁椀の一部。10客ありますが、その椀の蓋と本体にはそれぞれすべて異なった蒔絵が施されています。


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ニセモノからホンモノまで幅広く品揃え。本来その手間隙を考えるととても高価な漆器ですが、ここは古いものゆえのお求めやすい価格帯にてご用意しております。何かと忙しい時期ですが、どうぞお誘い合わせのうえお立ち寄りくださいませ。



「漆器まつり」

日時   平成22年12月11日(土)?19日(日)

会場   古道具のささや
      福岡市中央区平尾1?12?2

電話   092?531?4373(午後2時より8時まで)


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STRIPTEASE写真集、ほか入荷
以下、昨日までの入荷分です。



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古い電球いろいろ。

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各社のエンブレムが楽しめます。これは「マツダ」

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「友愛」だれかが言ってたスローガンのようです。

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「コクヨ」

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「東芝」

「古い電球って使えるんですか?」と聞かれますが、使えます。しかも、現行販売のPSEマーク付きの白熱球よりも寿命が長いものがあります。新しく買ってきた電球と古いものを同時に使い始めても、古いもののほうが長持ちするんですね。なぜでしょうか?最近のものはすぐ切れるように作ってあるのでしょうか。歯痒いのです。そして、最も違うのは光そのもの。やわらかい生き物のような光り方をしますね。嘘だと思う人はどうぞお試しを。






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つるりとしたお湯呑。

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上品なブドウ柄。

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ノリタケ製。





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モダーンな柄のカップ。

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東海製陶?製。






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モダーン徳利とお猪口。







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茶卓。いよいよ明日から「漆器まつり」ですよ…







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なんだか珍しい「へた」付の茶卓。






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前回入荷した時は、鍵置きやアクセサリートレーとして問い合わせ殺到した鹿トレー。







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木製の2ドア冷蔵庫。

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中身はオリジナルのまま。







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1964年東京オリンピック年の、つめきり。品質はたしかなフェザー製。







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紫檀のお箸ケース。

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一本ずつ収納の周到さ。





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STRIPTEASE(ストリップショー)の写真集。

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卑猥さの微塵もないスポーツのようなストリップショー。

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皆が服を着てる所であえて脱ぐのがいいのでしょう。

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裏表紙。もっと見たい人は店頭まで。






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電球の見えないすっぽり覆うタイプの照明。狭い和室には向きませんが、天井の高いマンションや広いお部屋にとても映えます。

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金具部分は真鍮。






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壁掛けクロネコ。






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頭巾こけし。

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シマシマのモダーン頭巾です。






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フグトリオ。

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思わず接吻したくなるほど愛らしい口元。

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実はフグ笛です。思いがけず立派な澄んだ音がします。

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驚いたような口が愛らしいです。

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プレスガラス食器類入荷
以下、直近入荷分のガラス類です。お知らせまでに…


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紫のプレスガラス中鉢。

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水玉模様の切り子コップ。





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水色ガラスコップ。






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ブドウ柄の切り子コップ。





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青緑色のうすいうすい切子コップ。





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色違いのコップ。チューリップ形で手にフィット。






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透明ガラス中鉢。

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アデリアタイプ。割と厚手。





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勿忘草(わすれなぐさ)色、のプレスガラス中鉢。







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蓋付ガラス瓶、大と小。






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プレスガラスインク壺。






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紫色の花瓶。こういうの、若い人って何の気なしにワインクーラーにします!とか言って買って行ってくれるんですね。その柔軟さにハッとさせられます。







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水色のプレスガラス平鉢。





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↑と色違い。いちおう透明色ですが、緑がかっています。






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カットが美しい紫色の平鉢。






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ガラス鉢、大、中、小。入れ子になります。





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スモーキーな苔(こけ)色の手付ガラスコップ。





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小さなリキュールグラス。バランス良く作られているので写真で見ると小さく見えません。





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琥珀色のショットグラス。





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曙(あけぼの)色の多角ショットグラス。
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石油ストーブ完売のおしらせ
みぞれまじりの雨が降っておりますが、本格的に寒くなってまいりました。例年ならば年をまたいでも各種ストーブの入荷が続くところですが、今年は都合により追加の入荷は予定がございません。そしてTwitterでもお知らせしておりましたが、全機種のストーブがすでに完売しております。ストーブを探しに来たんですが…と言ってご来店いただく方には大変申し訳ございませんが、どうぞご了承のほどよろしくお願い奉ります。


以上、お知らせまでに。
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DATE: 2010/12/07(火)   CATEGORY: お知らせ
ファー・イースト・ホライズンin イムズ
今日はお店のご紹介です。

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オールハンドメイド注文制作革工房のFAR EAST HORIZON(ファー・イースト・ホライズン)

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天神のイムズ4階にて12月1日より1月10日まで期間限定で出張出店なさってます。もともとのお店は大分県玖珠郡九重町にございます。遠方よりうちの店にもよく足を運んで下さり、年に数回タイを含めアジア各国へ行かれるということもあって旅行好きのうちの夫とも旅談義等させていただいております。







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商品構成は本当に多岐にわたりまして、長財布、二つ折りの財布、ブーツ、携帯ケース、トートバッグ、などさまざまです。


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こりゃなんだろう?というものもありまして…

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釣りの時に使う「リールケース」。

ちぬ倶楽部 2010年 12月号 [雑誌]ちぬ倶楽部 2010年 12月号 [雑誌]
(2010/10/25)
不明

商品詳細を見る

個人的に書店では100%手にとることがないであろう、「ちぬ倶楽部」の掲載商品です。


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そのほかにもライターケース、

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多用途に使える、レザートレイ、

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個人的に一番気になった、伊勢海老。

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雪だるまやニャンコの型押し。ハンドメイドの皮小物というと、どうしても大きなバイクにまたがったイカツイ男性が好みそうなものを想像してしまいますが、確かな技術とお客様の要望を的確に読み取る力があれば、いかようにも可能性は広がるんだなぁと感服しました。




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そして先ほど触れました、タイを含めアジア各国へ定期的に足を運ぶ、というのはこちらの革製品につける銀製品はすべてフェアトレードのものなんですね。

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そのほか皮でつくられたヘアアクセサリーやピアスなども現地を実際に歩いて探した上質なものが揃っています。似たような商品はアジア雑貨店等にならんでいますが、品質の高さは歴然としています。人任せにせず、オーナーが自分の目で確かめて選んでいるのがわかります。


こちらではいずれの商品を見ていても一貫して伝わってくるのが、オーナーの自分の仕事への誇り、です。好きなことを仕事にするのは周りから見れば羨ましくも思えるでしょうが、それでちゃんと採算がとれるだけの仕事をし、家族を養うのは並大抵のことではありません。うちの夫も、業種は違いますが仕事に対する真摯な姿勢に尊敬の念を抱くと同時に自分ももっと頑張らねば、との刺激をもらっているようです。




オールハンドメイド注文制作革工房
FAR EAST HORIZON(ファー・イースト・ホライズン)

期間   12月1日(水)?来年1月10日(月)まで限定出店中
場所   イムズ4階パワコンアベニュー内
連絡先    090?8225?5483
e-mail   f.e.horizon@ezweb.ne.jp
HP  http://www.far-east-horizon.comそのほかの商品やブログもあります
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フロアスタンド、ほか入荷
以下、昨日までの入荷分です。



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優雅なフロアスタンド。

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ドレープが美しいのです。






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小さなクロネコの置物。






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つぼ。






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資生堂の鏡。

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カガミ面は美品。








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2段積みの本箱。

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上品な細工がそこかしこに。

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上段は観音開き戸にスズランの細工。

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観音開きの戸はダイヤガラス入り。

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下段は琳派系の大胆な細工。

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一番下は引き出しふたつ。過剰でない装飾は好ましいものです。







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柔らかいベビーピンクのカップ&ソーサー。

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お皿は変形三角形。

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東洋陶器製。






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モダーンな配色のカップ&ソーサー。

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カップは白で口に金彩。置き皿は真紅。

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ノリタケ製。






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小皿と醤油差し。

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名古屋製陶所製。







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脚付リキュールグラス。

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リキュールグラス、ショットグラス、各種追加で入荷。






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ガラスコースター。

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意外にも、筏に船頭さんの古典柄。






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カリタの一人用ドリッパー。

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3つ穴。







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白魚箸置き。






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セパレート皿。個人的にはピスタチオとアーモンドをおつまみに。

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白山陶器製。







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美味しい手作りソースやドレッシングを入れたいガラス器。





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薄くて軽い陶製片口。

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大変持ち心地のよい不思議な器です。

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シンプルな白色なので用途を考えるほうが楽しみですね。







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銀行系ソフビ人形。

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定番の貯金箱。三井銀行と三和銀行の申し子たち。






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腕時計。オメガ、セイコー、追加で入荷。ジャンク品です。






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米国人少女らしき土人形。壁掛け用フック付。

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意外と美人。

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DATE: 2010/12/04(土)   CATEGORY: お知らせ
「漆器まつり」開催のお知らせ
はや今年も師走に突入しました。当店では通常、漆器類は昭和40年ごろの絵柄の愛らしいモダーン漆器をぽちぽち取り扱う程度ですが、今年ははじめて明治大正?昭和にかけての本格的な漆器類も含めた「漆器(しっき)まつり」を開催いたします。

先のモダーン漆器というのは、個人的に勝手に呼び名をつけているものですが、要は「なんちゃって漆器」です。表記上は合成漆器、つまりニセモノ。漆器風の器にしかすぎません。現代の安価な漆器は全部そうです。今現在、デパートなどで本当の漆塗りの輪島塗重箱など手に入れようと思ったら50万円くらいは出さないといけないのではないでしょうかね?たとえばお椀ひとつとっても、製品になるまでにどれだけ沢山のひとの技術に支えられているのか、その手間隙を考えると1つの小売価格は12000円程度はもらわなければ合わないでしょう。しかし、その製品にかかった手間暇が消費者には伝わっていません。ですから塗物のお椀でも買おうかと思った時、1000円程度の漆椀を買う人のほうが圧倒的ではないでしょうか。

1000円の漆器と12000円の漆器、見た目は似ていても使えば必ずその違いがわかります。個人的にはニセモノ漆器が悪いとは思っていません。安価に大量供給できるのですから、品質が悪くともニセモノであろうとも安価なほうが良い、と思って買う分には問題ないと思います。しかし、良くないのはニセモノ漆器を本物の漆器だと思いこんで使ってしまうことです。今回の「漆器まつり」では、下地からきちんと作られた職人の手による輪島塗製品からウレタンやカシュー塗のニセモノの漆器まで幅広く取り揃えております。どうぞ実際にお手にとってその違いをご覧くださいませ。



「漆器まつり」

開催期間  12月11日(土)?12月19日(日)まで

営業時間   午後2時より8時まで

電話      092?531?4373

定休日    月曜(13日はお休みです)
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