「古道具のささや」
福岡市中央区平尾の古道具屋です。antiqueからvintageまで、日本の古道具、家具、器、石油ストーブ、思いもよらぬモノ、など多数品揃え。商品の入荷案内を中心に古いものにまつわる話あれこれ綴ります…。猫を連れてのご来店大歓迎です。
DATE: 2010/03/31(水)   CATEGORY: 雑文
トンチン騒ぎ
今日の午前中はまだ雨が降っていなくて、郵便局に行く途中に満開の桜が雨の前の湿った風に吹かれてあたり一面が桜吹雪でした。お昼からは雨が降り出したので、今年の桜ももうおしまいだなぁ…と思う。





先日の月曜日は、久々にきちんとお休みがとれたのでお花見に行ってきました。

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いえの近所の墓地のさくら。ここのお墓に入っている人は幸せだなぁ、と毎年この時期に思う。





で、バスに乗って舞鶴公園へ行ってみようと思い立ち、警固町で下車。その時事件勃発。下車時にカードをかざしてもピッと言わない。何度やっても言わない。あれ?おかしいなぁ。すると運転手さんが「それ、ETCカードです。」車内、失笑の渦。ああ、運転手さんよ、突っ込む前にマイクは切って欲しかった…。

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恥ずかしさにもじもじしながらも舞鶴公園に到着。写真を撮っている外国人も多い。

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ただぷらぷらと練り歩くだけでも楽しいものである。

お昼時でもあってお弁当を広げている人も多く、ブルーシートを広げて盛大に花見をやっておられる団体も多い。中でもひときわ目立っていたのがある中高年の集まりで、20人ほどが車座になって座っている。そのうちの一人は立ち上がってお菓子の箱をお箸でトン、フライパンの底をチン、トン、チンチン、トン、チンチン。と拍子をとっている。それに合わせて車座の人々は昭和の歌謡曲らしき歌をてんでばらばらの音程で歌っている。さすがに中高年、ドンチャン騒ぎならぬトンチン騒ぎ程度でほほえましい。

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普段はここから写真を撮ることなんてないけれど、こうしてみると福岡でないみたいだよ。と思う年度末。
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DATE: 2010/03/29(月)   CATEGORY: 雑文
「白木屋の火事」のウソ
今現在、着物を着ている人の何割がパンツを履いているんでしょうねぇ?



日本の女性が着物で生活していたころ、パンツは履いていなかったわけですが、履くようになったきっかけというのが、「昭和7年の東京日本橋の白木屋百貨店の火事」ということになっている。和服の女性は当時、みなパンツを履いていなかったために裾の乱れを気にして飛び降りることができずに火事で亡くなったと。これをきっかけに和服の女性もパンツを履くようになりましたとさ。と、いろんなところでまことしやかに言われ、書かれている。

ふーん、そんなものか。とわたしも思っていた。が、井上章一さんの「パンツが見える」という本によると、白木屋の火災で亡くなった従業員の大部分の死因は間違いなく飛び降りたことによるものである、という。「裾を気にして躊躇して飛び降りられなかった」ということは無い、という調査結果。ただ、火事の後に記者会見した白木屋の幹部が、「いざ飛び下りなければならないという時に下着をつけていないと躊躇することもあるだろうから、これから女子従業員には下着をつけさせたい」というようなことを話したそうである。その後、現実にいわゆるズロースが広まっていった、というのが事実のようである。


普段に着物を着ない場合は着物の下着についてご存じない方も多いと思うが、パンツを履かない場合は裾よけのしたに通称湯文字、お腰、などと呼ばれる下着をつける。これは一番肌に近いところに身につけるわけですが、ひざ上のミニ裾よけのようなものである。これで骨盤を閉めるようにキュキュッと巻いてその上に裾よけをつける。丈が短いために、常に太ももにまつわりつくようになっているので、そう簡単にはめくれ上がらない。おまけにその上に裾よけ、襦袢、着物、を着ているわけである。スカート一枚の女性のほうがはるかにおしり丸見えの状態になりやすいと思う。



ちなみにわたしも和服着用時はパンツを履いていないが、飛行機などでもしものときの袋状の滑り台のような非難具を使うと考えたときに、躊躇なく滑り降りる自信がある。白木屋の火事がきっかけとなってパンツの着用が進められるようになったことには間違いはないが、それは女性側の思いがきっかけだったわけではなく、むしろ百貨店側の消費の拡大という意向があるのではないか。という三砂ちづるさんの意見を支持したい。
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商品入荷のお知らせ
お天気は回復したのでお花見する方、多いんでしょうね?。寒いでしょうね?。
先日いつもビールを買っている酒屋に行ったら、「来月から配達始めます。よかったら配達しますんで、お店はどちらですか?」といわれた。お店は平尾だけれど…?なんか変だと思ったら、居酒屋か何かをしている人間だと思われていた。夫婦二人で飲む分しか買ってないのに…少し多すぎたかしら? 


以下昨日入荷分です。

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桃の皿。旧暦で桃の節句を祝う地域も多いようですね。桃の花も見ごろだし、やっぱり旧暦のほうが良い気がしますね。

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むちむちのもも。

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深川製です。






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ペパーミントグリーンの三角皿。

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東洋陶器製。






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小鉢というには大きすぎる鮮やかに黄色の鉢。

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この質感は!みかん以外のナニモノでもなく…

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内側はなぜかラスター彩の輝き。不思議な鉢。






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アザミのお皿。

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アザミは春から秋にかけていろいろな種類のものが咲きますが、着物の世界で言うと5月から6月にかけてに着ることが多いようですね。

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深川製。








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菊のカップ&ソーサー。

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白に紺の菊柄のコントラストがモダンな印象です。深川製。








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カリタのコーヒードリッパー。

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よく見るとカリタの文字もハンドペイント。

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穴の具合もなんだかほじったような作りで、試行錯誤した感が満載で面白いです。






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モダンお湯呑。

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モダンお湯呑その2。






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梅柄の豆皿、3種。

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白に赤。

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きれいな鶸色。

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シックなグレー。

梅干しひとつ、塩辛をちょっと、などといったものを盛るのに最適です。小さいから収納スペースをとらず豆皿はいくつあっても困りません。





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ぷっくり丸い形が愛らしいシロップ入れ。夏のアイスコーヒーが楽しみです。
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ヤマハの本立て入荷
本日、ヤマハの組み立て式本立て、入荷してます。


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今回は4段、背板付き。

以前に2台ヤマハの組み立て式本立て、入荷してましたが、今回は背面にボード付きです。もともとオリジナルにはついているものなんですが、使いやすさの点において最初から外してあるものも多数あります。今回は状態も良かったので背板もそのままに。

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実物を見ないとよくわからないのですが、各段がセパレートできます。四隅に引っ掛けの金具があるのわかりますか?これで段と段を固定します。だから、組み立て式。

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旧日本楽器ならではの材質の良さ、堅牢さ、デザイン性、何においても一流品だと思います。

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日本楽器のプレートも美しく健在。







昨日、気負いたってツイッターはじめましたなんて書いていましたが、いきなりやってしまいました。昨日入荷していた素敵な裁縫箱、ブログに掲載はもとより、つぶやく前に・・・売れてしまいました。ああ、無念。いつもブログをご覧くださっているお客さまに、「ブログを見てから来ても間に合わないではないか!」とのお叱りもいただきまして大変恐縮です。素敵な商品ほどたくさんの人に見てもらいたいと思いますので、ブログには間に合わずともツイッターでお知らせしようとおもう所存です。



ご参考までに・・・

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春らしい鶸色のような、裁縫箱。

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何より素敵なイラストが、竹久夢二や小林かいちのあの時代、ですね。

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キッチュです。

おまけに素材が桐素材で、上を締めれば下が出て、下を締めれば中が出る。といった具合に高級桐箪笥の特徴をきちんと備えた立派なつくりでした。
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DATE: 2010/03/26(金)   CATEGORY: お知らせ
ついったーはじめました。
商品入荷のお知らせを中心にブログを綴っているわけなのですが、いかんせん随時入荷なもので、どうしても店頭に並ぶのとブログで写真を紹介するのにタイムラグがあります。わたくしこけしも目を真っ赤にして頻繁にブログを更新すべく努力しておりますがなかなかに骨の折れるものです。ブログを見て来たけどすでに売れてた!悔しい?などといった状況を改善すべく試しにTwitterはじめてみました。フォローしていただけましたら幸甚です。→の青い鳥さんをクリック。
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ストーブのしまい方
今年は寒暖の差がはげしくて、ストーブが必要な日もまだありそうですが、そろそろ仕舞いたいという方のためにシーズンオフの石油ストーブの扱いを書きとめておきます。


石油ストーブの保管方法

ストーブを片づけるときには、以下の要領で完全に掃除してください。アラジンをはじめニッセンやパーフェクション、バーラーなど対流式のストーブに共通します。

1 タンク内の灯油を全部抜き、よく乾燥させる。
ある程度燃料計が空になるまで焚きます。空焚きしては困るので、タンクを斜めにすると少し灯油が残る程度まで。残りの灯油はタンクまたはストーブ本体を抱えて逆さまにして出し切ります。いらない容器や古新聞を入れたビニールなどにいれてください。使い切れなかった灯油がたくさんある場合はガソリンスタンドへ持っていけば回収してくれます。くれぐれもトイレや流しに捨てないように。タンクは蓋を開けて晴れた日に陰干しにしておけば灯油が揮発してより良いです。

2 芯を取り出し、よく乾燥させる。
昔の人は几帳面な人が多かったので、まめな人は芯を自分で外して乾かし、きれいにビニールに包んで来シーズンまで保管する人もたくさんいました。そこまですれば完璧ですが、まあしなくてもよいでしょう。ただ、灯油が残ったまま、うっかり数年放置すると使っていなくても芯もだめになります。2年以上使わないことが分かっているならば芯は外しておいたほうが得策です。

3 燃焼部と芯の周りを、布と歯ブラシ等でよく掃除する。
お掃除をさぼっていた人は、恥ずかしくなるほどごっそりホコリがたまっているはずです。まめな人はいつも通り、きれいにしてください。このとき、芯の先端部分は歯ブラシ等で触らないこと。燃えカスがたまっている場合は専用のウイッククリーナーを使いましょう。

4 本体各部をきれいに拭く。
いつも雑巾等で拭いていても、なんとなくくすんでよごれているものです。特に天板はヤカン等乗せたり何かしらの液体がかかったまま灯すと黒く焦げのようになったりします。取れなさそうですが、激落ちくんなどで軽くこするだけで見違えるほどきれいになります。また、おおむねのストーブは琺瑯素材のものが多いので、頑固な汚れはクリームクレンザーでこすっても大丈夫です。(やさしく、ね) また、給油口の周りに灯油がこぼれて黄色くなっていませんか?放置すると琺瑯自体が変色します。気づいたときにこまめにティッシュなどで拭いてあげるといいです。

5 湿気のもっとも少ない場所に保管する。
意外と大事なことです。押し入れでも結構ですが、すのこを敷くとか湿気取りゾーさんを一緒に置くとかしてあげたほうがいいです。新品を購入した人は共箱をとっておくと収納の時に便利ですが、無い場合はお手製の収納袋を作ってあげると安心です。シーチングなどの綿の安価な生地で大きな巾着状の袋にして、キューっと紐で縛れるようにします。ビニールは劣化しやすく風通しが悪いのでできれば布製の袋をお勧めします。毎年使えますしね。紐を手首に巻くと持ち運びも楽です。
屋外や倉庫に保管する場合は雨水の混入や箱の水濡れに注意してください。底板が錆びてしまったり、タンク内に水が混入すると正常な燃焼を妨げます。





以上を実行すれば来シーズンも安心して石油ストーブを使うことができます。お気に入りのストーブですから、メンテナンスまでしっかりとやってあげてください。手をかければかけるほど愛着も増します。どうぞ楽しんでお掃除を。
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商品入荷のお知らせ
本日、縦長のガラスケース他、入荷してます。


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什器としてはベーシックな縦長のガラスケースです。中のガラス板3枚の4段です。






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360度どこからみても優美な、モケット椅子。

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おしりも喜ぶ座面の波打ち具合です。座った人にだけわかります。

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苔色のモケット生地に張り替え済みです。






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タツノオトシゴ。

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よくできてます。携帯ストラップに…は大きすぎますね。個性的なペンダントとして如何でしょうか?





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カルピスコップ。戦前の古いガラスです。

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カルピスはもちろんビールにも最適。





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悩ましい紫色の、セイコーロビン目覚まし時計。






桜が咲いたと思ったら雨にしとど濡れて、もう花びらを散らしています。今年はお花見できるかしら?
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DATE: 2010/03/23(火)   CATEGORY: 雑文
ぼたもち
彼岸の入りにはなんだかバタバタしてしまって、おはぎを作り損ねてしまったので、すぐにできるみたらし団子をお供え。DSC06734.jpg

わたしの祖母は料理が得意でなかったんですが、ぼた餅だけは美味しく作ってくれました。料理は不思議なもので作る人のそのままをうつしだすように思います。おいしい、おいしくないは別にして、その人が作ってくれた料理がもう食べられないと思った時、大きな喪失感を覚え、心から淋しいとおもいます。料理はお腹だけでなく心も満たすものなんだなぁと改めて思い知らされました。

以前に当店によくいらっしゃる方から手作りのぼた餅をいただいたことがあります。細身でおしゃれなメガネをかけた壮年の男性ですので、「その男性とぼた餅」とにギャップがあって不思議に思ったのですが、折りを開けて納得。几帳面に詰められたぼた餅は、あんこをタネにして小豆の煮汁で炊いたもち米でくるんであり、ゴマ塩がふってありました。ごくごく甘さ控えめで塩味のきいたぼた餅は一見個性的でありながら素朴においしく、いかにもその男性らしい味わいでした。心に残るぼた餅です。

わたしもいつか自分らしいぼた餅を作れるようになりたいなぁと思っています。
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商品入荷のお知らせ
春の嵐という言葉がぴったりの今日のお天気、外出は控えたほうがよさそうですね。おうちで思い切りニャンコを甘えさせましょう。



以下、直近入荷分です。



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ナショナルのトースター。以前一世を風靡した飛び出すタイプのトースターです。食パンしか焼けないという許容範囲の狭さが小憎らしく愛らしいです。

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焼け色調節機能付き。機能を特化しているせいか、昨今のオーブントースターよりもおいしく焼ける気がします。





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森永ホモ牛乳、プリントコップ。真っ白の牛乳に真っ赤のプリントが映えます。






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雪の結晶のような柄のお湯呑。甘酒にも合いそうです。





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絶妙な色合いの小鉢。

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白山陶器。





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美しい瑠璃色のグラデーションと上品な金彩のカップ。持ち手のデザインも素敵。

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香蘭社製。6客あります。





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キラキラのガラス中鉢。目に清々しい春キャベツのおひたしなど盛りたくなります。





ミルクピッチャー3種。自宅で喫茶店気分。

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蓋付の金属製ミルクピッチャー。

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シンプルな白のミルクピッチャー。

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個性的な陶製のミルクピッチャー。







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コーヒーにも紅茶にも。シンプルな白に金彩のカップ&ソーサー。

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ノリタケ製。洋服と同じでベーシックなものこそ上質なものとそうでないものの差が歴然とします。




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こちらはティーカップに。

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一見シンプルですが、優美なデザインです。

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香蘭社のボーンチャイナ。






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カジュアルなブルーの格子の銘銘皿。

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同じく香蘭社製。





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南部鉄器の猫型温度計。





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金属製ポット。

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白の琺瑯ポット。






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アルコールランプ。





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ガラスのアイスペール。





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日本郵船のお湯呑。

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深川製。





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有田焼の小鉢とも猪口ともつかない小さな器。





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春らしい萌え木の色の小皿。息吹の色ですね。心浮き立ちます。

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龍の柄。






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石塚ガラスのルックコーラコップ。確かにコーラを入れるに最適。






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繊細なカットグラス。

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西欧のカットグラスは圧倒的な美しさですが、日本のカットグラスは何とも言えない儚げな美しさがあります。余白に美を見出す日本画の精神に通じるのでしょうか。

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カットの入ったコンポート。

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パフェグラス。


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注いだ飲み物の色によって様々な表情が見られるのも魅力です。

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時計3種入荷
今日は春の社日です。五穀の種を備えて豊作を祈ったりすることはしないですけれど、なんとなく暦の上で気にとめていたのです。ところが「春の社日に酒を呑むと耳が良くなるという風習があり、これを治聾酒(じろうしゅ)という」という記述を発見。実は私事ですが、昨日の朝起きたら片方の耳が変になっていたので耳鼻科に行こうかどうしようかと思っていたところだったのです。なんだ、今日酒を飲めばいいのか。と、一件落着?




本日はそれぞれ趣の異なる時計3種入荷してます。

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オリエント時計の「オリエントスター」。

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透明なアクリル様の素材で作られた大変にモダンデザインの置き時計です。もともとのデザインはスイスのジャガー・ルクルトの時計をそのままコピーしたようなものですが、面白味のある時計です。

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テンプと歯車が縦に並んでいる姿が圧巻。1週間巻き。

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昭和30年ごろのものだと思われますが、古さを感じさせない姿良しの時計です。






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直径4.5センチの小さなトラベルクロック。「LOOPING」スイス製です。

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一般的に小型の目覚まし時計は一日巻きですが、これは1週間巻き。おまけにカレンダーまで付いています。長期旅行の御伴に最適。

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塗装の傷みにも、どんなにかたくさんの場所を旅してきたのかしらと思いを馳せて愛おしくなります。






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おなじみのトランジスタ掛け時計。

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TAKANO製。木目を生かしたやわらかな印象とトランジスタの対比がおもしろいです。和室にもよく馴染みます。





以上3点、すべてオーバーホール済みです。
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浮世は瓢箪
♪春霞 浮世は瓢箪 桜かな ままよ三度笠 味なもの ぶらりぶらりと旅衣♪


「春霞」とか「浮世は瓢箪」という題で歌われる小唄ですけれども、まさに飄逸な詩です。春の宵に口ずさむのにちょうどよい唄ではないでしょうか。そしてなぜだかよくわからないけど、手元にひょっこりとヒョウタンが集まってきた。

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ひょうたんクッキーでも焼こうかしら?
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DATE: 2010/03/14(日)   CATEGORY: 雑文
春雨
福岡は今日、桜が開花したそうです。ふと気づくと音もなく霧雨が降っていたりしてとても春らしいお天気です。ぼんやりしたお天気で気分がふさいでしまうという人も多いのかもしれませんが、やわらかな霧雨はまるで上質な羽二重のようにしっとりしていて、個人的にはこの時期のこんなお天気が好きです。


そんなことを思ったのも、今朝がた見た夢の中で踊りの師匠(お稽古はもうだいぶ前に辞めてしまったけれど)が「最近の若い人は雨の日の着物を厭う人が多いものね」と淋しげに仰ったことが頭の中に残っていたので。

たしかに雨の日の和服の支度は荷物が増えたり面倒が多いのですけれど、それはそれで雨の日にしか纏うことのできない楽しみでもあるので、考え方の問題ですね。既製品でなく好みの布で誂えた雨ゴートならさっと羽織るだけで雨から守られます。既製品では難しい着丈の問題も襟の形も道中着型や道行型などお好みですし、元々雨に強い大島紬や、生地は良いけれど着物として着るには地味すぎるような紬なども撥水加工を施して仕立てればバリエーションは無限大です。下に着る着物に合わせて雨ゴートだけでも何着も誂えたいくらいです。

傘は番傘が一番美しいと思いますが、どこにでも売ってあるものではありませんしちょっと街中で目立ってしまうのは否めませんので、洋傘でも上質なものであれば良いと思います。これは別の元芸妓のお姉さんが仰っていたことですが「踊りのお師匠さんの集まりでも、男の人のほうがしぐさがキレイ。傘をそっと畳んでしずくを斜めにササッと振って誠に上品なのよ。打って変わって女の人は傘もバサッと閉じてそのまま傘立てにポン、よ。」同じ雨の日の傘の扱いでも傘の雫の一滴までも気を配り美しく振舞うことのほうが大事ですね。


また足元は日和下駄につける爪皮も、昨今多いビニール製のものでなくきちんと作られた革製のものだと、雨にぬれたときの美しさは格別です。これも雨ゴートに合わせて付け替えれば装う気持ちが晴々とします。


普段からセンスがいいなと思っているお姉さんを見ていると、雨の日の支度も抜かりなくいろんな工夫がこらしてあったりして勉強になります。何事も積極的にたのしむ心が大事なのだなぁと思う今日この頃。
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商品入荷のお知らせ
10キロ近くある大鍋を持ってうろうろしていたら腰がパンパンになってしまい、棒のようにまっすぐ眠ります。若くないのに無理は禁物ですね 。丸まって眠る猫が羨ましいです。






以下、直近入荷分です。

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整理ダンス。3段で引き出しは5つ。

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深さのある引き出しです。用途はお好みで。






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わかりやすい温度計。






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大きな東芝製パーコレーター。






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手捻りの陶製和菓子型。形も色合いもひとつひとつ表情が異なります。一人用の簡易な灰皿として使う人も多いようです。





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有田焼の小ぶりな灰皿。菊の模様が上品です。たばこの吸い方にはその人の人格、品格まるまると現れますね。美しい女の人には美しい灰皿を使ってほしいと思います。







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戦前の凝った作りの灰皿。全体を触った時の滑らかさ、みっちりと日本人の粋の詰まった作りです。作り手の愛情がひしひしと伝わってきます。日本人が脈々と受け継いで育ててきた文化や精神が、あの戦争を境に潰えてしまったことを実感するとき、戦争は恐ろしいな、と心底おもいます。

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特許!






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薔薇の小皿。これも有田焼ですが、洋風の薔薇でなくハマナスのような日本の薔薇のデザインが上品です。





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商品入荷のお知らせ
冬が戻ってきたような寒さですが、灯油の残量が気になりますね。余らせぬように少しづつ買い足すほうがよろしいかと…。以下、本日入荷分です。




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竹編みの花器。トップバンブー。夏向きのさわやかな花器ですね。水仙や菖蒲、山野草などが映えそうです。





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蓋付小瓶。

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歯医者さんでよく見かけるやつですね。






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非常に珍しいです。別冊太陽などで見かけることはあっても、オリジナルを手に取ったのは初めてです。緑被せの切り子電傘。

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以前に台湾産のレプリカが初めて出まわったとき、とても精緻に作られていたので話題になったことがあります。ホコリを被せて古色をつければ国産の古いものと見わけがつかないということで割とたくさんの業者さんが購入したようです。それ以後作られた台湾産は質が落ちたので色や細工等ですぐに見分けがつきますが、作りのよかった初期のものは数年寝かせて今頃アンティークとして売られているものもたくさんあるでしょう。確実に国産の古いオリジナルのものを手に入れようと思うならば、信頼のおける人間の営む古物店で求めるのが一番確実でしょうね。そのためにはものを見る目と同時に、人を見る目を養う事、関係性を時間をかけて作っていく根気、が必要でしょうか。






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おなじみの丸イス。






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木製脚立。

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ちゃんと強度があるので使えます。

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意外と、アパレル関係でのディスプレイにも需要があります。







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錆朱に白菊が上品なお湯呑。

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この色使いはノリタケの十八番。

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取っ手付きのマグカップタイプもあります。

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定番の色柄ながら、やっぱりうっとりするほど美しいです。日本人の肌を白く、美しく見せる色ですね。







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琥珀色のガラス小鉢。

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ぴっちりスタッキングできるので収納が楽です。





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菓子型。真っ白のブランマンジェがいいでしょうねぇ。出まわり始めた新鮮ないちごでソースを。菓子型は何と言っても金属製のものが身離れが良く扱いやすいですね。特にプリンやゼリーなど冷たいお菓子は失敗なく作れます。






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まんまるの乳白色ガラスシェード。

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こちらはスリガラスのシェード。目の下のちりめんジワのような文様が憎たらしいですが、明かりをともすときれいです。
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ズガイコツ入荷
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もちろん標本ですが。

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見ているだけで何となく痛い気がします。


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後頭部もパックリ。

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手先の器用な人なら、このように分解できます。この作業、意外と難しいです。だれか挑戦してみませんか?
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商品入荷のお知らせ
日に日に桜の枝のつぼみが膨らむのを眺め、ヨモギの新芽が出ているのを見つけ、いよいよ春だなぁと感慨深く。今年も春の楽しみがいっぱいでわくわくします。当店もお客様にわくわくしていただける品揃えを目指し精進しております。

以下本日入荷分です。




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特異なガラスケース。こういうの、初めて見ました。

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極度にアールのかかったガラス、重厚な木枠。厚手の棚板ガラスが3枚で4段仕様です。

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天板もガラス板なので採光性も高いです。これ一つで空間の雰囲気を収斂する、抜群の存在感です。









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たまにはこんなグラスで手作りのパフェはいかがでしょうか。好きなものだけたくさん入れて、もちろんコーンフレークは抜きで。






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口すぼまりなので絶対ビールがおいしいと思しき、切子グラス。ガラスに厚みがあるので、保冷性も◎。





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真中にプリンをひとつ、両サイドにまぁるく掬ったアイスクリームをのせて・・・プリンアラモードに。





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プリンは2つ乗せたい欲張りな人には、大きなサイズもあります。




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プレスガラス小鉢。さわやかな風情です。菜の花のお浸しが似合いそうです。









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青フリルのガラス電傘。

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細かなフリルが美しいです。

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点灯時。





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同じくフリルのついたチューリップ形電傘。

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ランダムなフリルに手仕事のぬくもりが感じられます。

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点灯時。


ガラスの電傘は、中国や東南アジア製のレプリカも安く出回っていますので、そうしたものは和風雑貨(現代もののみ)を扱うお店に行くとよく売ってあります。一見して同じように見えますが、ガラスの質感や色は大きく異なります。とくに色がついている場合、青や緑など総じて尖った安っぽい色味です。古いものの場合は実に落ち着いた澄んだ色味で美しいです。

骨董市などでたまに見かけますが、天然系ファッションの数人連れで、「何これ、高くない?こんなのもっと安く売ってるとこあるよね?」などと大きな声でおしゃべりしていることがありますが、まかり間違ってちょっと格式ある骨董店などでこれを言ってしまうと、叩き出されてしまう可能性大なので気をつけたほうがいいと思います。











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なんだか素人のクラフト感あふれる折りたたみ椅子。






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2等身アトム。





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ワールドクロック。

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なぜか見ていると飽きませんね。

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どうなるJAL。






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ハイパーメタリックなシチズンの目ざまし時計。

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乱暴な音で目を覚ましてくれます。






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白い陶器の和菓子型。小物入れとしても、小鉢としても。緑色のお浸しなんか映えますね。食べると見える底の文様が素敵です。

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渦巻き水の文様は通称「観世水」ですが、よく夏場に錦玉で作られた涼やかなお菓子を目にしますね。凝ったものだと透明な錦玉の中に赤い小さな金魚が泳いでいるようなお菓子もあります。季節の生菓子を売っている和菓子屋さんにはあまり男性ひとりでは立ち寄らないかもしれませんが、メタボ気味のおとなの男性にはよろしいんじゃないでしょうか?「オレ、村雨。」とか、好みの和菓子の名前がいえる男性ってカッコイイと思います。





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同じく和菓子型。こちらは葡萄。これだけを見るとちょっと気持ち悪いです。黒のあんこで型をとって、練りきりで緑色のヘタをつけるとそれらしくなるでしょう。たぶん。


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商品入荷のお知らせ
3月も、のっけから大型家具入荷してます。今月もどうやら休みが取れなさそうな予感…。気合いを入れてがんばります。




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大きなキャビネットといった風情ですが、もともとは冷蔵庫です。え、これが冷蔵庫?というくらいの大きさですが昔の業務用冷蔵庫と考えてみたら納得の大きさです。しかも、ガラスもオリジナル。ガラスの大型冷蔵庫、実際に使っていたところを想像すると素敵ですねぇ。

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かなり厚手のガラスが2重にはめてありましたが、冷蔵庫として使うでもなし、移動にも難儀するほど重いので内側のガラスは外しています。上下段に扉が分かれておりまして、下段はガラス板2枚の3段構成です。

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一番上、天板もガラスです。背面、上面ガラス採光なので照明なしでも中のものが良く見え飾り映えします。

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重厚な取っ手はいかにも冷蔵庫。開閉時の独特なグッとくる重みがこれまたよいです。快感に近いです。そんな素敵な取っ手が全部で7か所、もうたまりません。アイボリーのペンキ塗りももちろんオリジナルのままです。










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こうしたデザインの古びた木調の家具はなかなか探すと無いですね。古い家具でお部屋をコーディネートしても電子レンジの便利さは手放せない場合、置く場所に困りますね。新しいキャビネットを入れると家全体の雰囲気が壊れるし、かといって古い家具では電子レンジを置くのにちょうどよいキャビネットはそうそうありません。

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下段の開き戸は2段構成、奥行きがあるのでホットプレートも収納。







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和風小引き出し、小ぶりな3段。







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山積みで分かりづらいですが、文机。

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装飾の無いごくごくシンプルなタイプです。








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白い琺瑯のボウル、3点セット。ピッチリと入れ子になります。ビオラと思しき花柄がおとなっぽくて上品。









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Coffee Urn (コーヒーアーン)です。今ではホテルなどでしか見かけませんね。中は琺瑯で保温機能があります。大量にコーヒーや紅茶などが必要な時に。下の蛇口をひねるとジャーっとでます。現行品だとデロンギなどがありますが、デザイン的にはこちらのほうが断然格好良い。

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だって蓋の持ち手がワシのエンブレムだもの。

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しかも井筒屋Co,Ltd.   博多駅には阪急でなくて井筒屋に戻ってきてほしい。








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直径は30?くらいあると思います。大ぶりのガラスコンポート。これだけ大きいと果物だけでなくケーキも乗せられますね。

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明治から大正にかけてのものです。無傷。
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DATE: 2010/03/01(月)   CATEGORY: 雑文
エジプト猫
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昨日までやっていた福岡市美術館のトリノ・エジプト展の、青銅の猫のポストカード。



「古来よりエジプトでは猫は高貴な動物として扱われてきました」と説明文にも書いてある。
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ペチャンコになって眠る、我家の高貴な動物。

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