「古道具のささや」
福岡市中央区平尾の古道具屋です。antiqueからvintageまで、日本の古道具、家具、器、石油ストーブ、思いもよらぬモノ、など多数品揃え。商品の入荷案内を中心に古いものにまつわる話あれこれ綴ります…。猫を連れてのご来店大歓迎です。
小唄教室生徒さん募集のお知らせ
今年もあとひと月ちょっと、来年からは新しいお稽古ごとでもということでしょうか…FBに掲載していた小唄会の写真もあり、ちょこちょことお電話でお問い合わせをいただきますので、本日はわたくしも通っております師匠の稽古場のご案内を申し上げます。




DSCN7110.jpg 

蓼胡睦「小唄稽古処」

講師  小唄蓼派 蓼胡睦(たで こむつ)

稽古場 〒810-0073 福岡県福岡市中央区舞鶴2丁目3−21

稽古日 毎週木曜日および金曜日

月謝  月4回6000円から

お問い合わせ yokozuna@hiz.bbiq.jp


三味線音楽の中で唯一撥を使わない爪弾きで行う「小唄」の稽古処です。小唄とは1曲が1分から3分ほどのごく短い曲を唄い手と糸方(三味線方)で演奏する芸能です。邦楽ならではの発声法で江戸の風景や男女の機微を小粋に唄います。お三味線は教室にあるものを使いますので購入する必要はありません。講師は芸歴50年以上、男女問わず20代から90代まで様々な年代のかたが通っています。また幅広い世代のかたと接することで、基本的な礼儀作法、着物での美しい所作などいろいろなことが学べます。お稽古日であれば随時見学も承っておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

また僭越ながらわたくしの主宰するこけし三味線教室では会社員のかたも通いやすいように土日祝日および平日の夜間もお稽古を承っております。併せてご参照くださいませ…
page top
『こけし三味線教室』生徒募集中。
弊店の隅っこで『こけし三味線教室』を開講しております。

DSCN0284.jpg DSCN0285.jpg
ひとくちに三味線音楽と言いましても、津軽三味線、義太夫節、浪花節、常磐津節、清元節、新内節、長唄、端唄、小唄などなど様々あるわけですが、わたくしが扱っておりますのは小唄です。時代劇などで芸者さんが唄ったり踊ったりする場面が一般的なイメージに近いでしょうか…といいましても、小唄人口の男女比は半々くらいだと思います。老若男女、年齢性別を問わず楽しめるのもいいところです。また小唄の文字通り、一曲が1から3分ほどの短い曲を弾いて唄います。そして数ある三味線音楽の中でも唯一、撥を使わず爪弾きをします。ですので同じ三味線でもさほど大きな音はでません。ご家庭内で弾いても差し支えない程度の音量です。なおかつ基本的に合奏はしませんので全く一人で楽しめる三味線音楽でもあります。

小唄が今のような形に定着したのは、明治期以降とほかの三味線音楽よりも遅いのですが、それ故に小唄には義太夫、常磐津、清元、新内、端唄、長唄とさまざまなジャンルの音楽の要素を含みます。言ってみればいいとこ取りでもあるわけです。やっているうちにそのほかのジャンルの音楽にも向き合って行くことになるので、邦楽のとっかかりとしては最良のものだと思うのです。芸事はなんにせよ徹夜で覚えられるような技術ではなく、少しづつしか上達しません。年月を費やすことでしか得られないものです。それゆえ、自信につながります。老いに抗い美魔女などとうつつを抜かす暇があるならば、ぜひとも伝統芸能の世界へ足を一歩踏み入れることをおすすめします。


『こけし三味線教室』

稽古場 古道具のささや
    福岡市中央区平尾1−12−2

問合せ 092−531−4373
    yokozuna@hiz.bbiq.jp

講師  ささきゆかり

稽古日 火・水・金の19時以降および日曜の9時から14時の間で応相談
    
    
月謝 6000円(月4回・1回約60分の個人指導)

三味線はご用意いたしますので手ぶらでどうぞ。
無料体験教室および見学も随時承っております。
お気軽にお問い合わせくださいませ。  
page top
嵯峨野にて…
みなさま、秋の連休は如何お過ごしでしたでしょうか?一番気候の良い頃ですから、どこへ行っても楽しめますね。わたくしこけしは過日住吉の料亭嵯峨野にて行われました小唄会へ行ってまいりました。

RIMG0420_20111012151022.jpg
以前の建物が老朽化して建て替わった後初めて拝見いたしましたが白木も目に清々しく舞台も美しいです。引き幕も華やかですね。
RIMG0422_20111012151021.jpg
この日の会は、わたくしの所属する流派(蓼派)ではなく本木派のお師匠さんの会でした。わたしの師匠の蓼胡睦も師匠連としてゲスト出演しておりました。
llkj.jpg
かわいい師匠。




RIMG0432_20111012151021.jpg
最後には博多券番の美しい芸妓さんが「小唄振り」を披露してくださいます。通常の小唄1曲は、3分程度の短いものですが、その唄に振りをつけた短い踊りです。眼福の秋の休日でした。


最近は、着物が好きな若い女性も増えこれからの季節お洒落をして出歩くのも楽しみの内ですが、娯楽の一つである歌舞伎ひとつとっても、日舞に邦楽にと実際に自分で習ってみるとより深く楽しめるものです。衣裳としての着物の楽しみだけでなく、着装して行う日本の文化にもぜひ足を踏み入れてもらいたいものです。きっと新しい世界が開けます。
page top
第56回 蓼乃会
過日、11月13日(土)に東京の日本橋三越劇場にて行われました、第56回「蓼乃会」へ行ってまいりました。

CIMG0376.jpg
これは最後の御祝儀、「隅田八景」の演奏風景です。

蓼(たで)というのは、蓼食う虫も好き好き、のあの蓼ですが、蓼派という流派です。小唄の2大流派は「春日と蓼」といわれます。「蓼乃会」の会長は、蓼 胡満佳(たで こまか)師匠でいらっしゃいます。そして今回のテーマは「江戸の風物詩」。梅、桜にはじまりお祭り、虫の音、雪など各テーマに沿った選曲で、眼福があるならば耳福もあろうという素晴らしい唄と三味線に聴き惚れてまいりました。

小唄に限らずとも、和のお稽古事はすべて芸のピークは年齢に比例していくものですから、年をとるのが楽しみになります。30代、40代など物の数に入らぬ若手、70代、80代と深みを増してゆく日本の伎芸(歌舞音曲など芸能に関する技)の面白さにますますハマってゆきます…

昨今の世の中、日々の暮らしにあくせくし、その日の仕事で手いっぱいなのはみな同じです。そうした暮しの中でも、時間をつくり伎芸を磨くで自分の未来にわずかながらも自信が持てるようになるのが、お稽古事の良さです。特に伝統的な日本のお稽古事は和服を着用して動くことが前提となりますので、着物を着たいと思っている若い人の理由づけにもなります。しかも和服というのは不思議なもので、着ると腰がすわります。今自分がここにいるのは、両親をはじめ連綿とつづいてきた命のつながりの上にあるのだと体のほうが納得します。ですので日本の未来に漠然と不安を感じる若い人たちには是非、伝統的な和のお稽古事にチャレンジしてほしいと思っています。

page top
浮世は瓢箪
♪春霞 浮世は瓢箪 桜かな ままよ三度笠 味なもの ぶらりぶらりと旅衣♪


「春霞」とか「浮世は瓢箪」という題で歌われる小唄ですけれども、まさに飄逸な詩です。春の宵に口ずさむのにちょうどよい唄ではないでしょうか。そしてなぜだかよくわからないけど、手元にひょっこりとヒョウタンが集まってきた。

DSC06635.jpg
ひょうたんクッキーでも焼こうかしら?
page top
Copyright © 「古道具のささや」. all rights reserved. ページの先頭へ