「古道具のささや」
福岡市中央区平尾の古道具屋です。antiqueからvintageまで、日本の古道具、家具、時計、ガラス製品など多数品揃え。石油機器技術管理士の店主が石油ストーブの整備・修理も承ります。猫を連れてのご来店大歓迎です。
DATE: 2017/01/23(月)   CATEGORY: 雑文
台湾旅日記
毎年年末年始はながーい冬休みを頂戴しておりますが、今回は台湾に滞在しておりました。台湾の古道具事情を覗いてきましたので、いくつかのお店をご紹介したいと思います。台湾旅行へ行かれるかたはどうぞご参考に…



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まずは、台中市内の『酷庫 kuku antiques』写真左が若きオーナーです。戦前(日本統治下)の台湾および日本製品のアンティークを取り扱っています。自ら買い出しされるので、商品はうぶ出しです。この時は展示会中。日本のものも含め珍しい形の電話器がいろいろありました。インスタグラムにいろいろ商品が載ってますが、うぶ出しだけあって商品に眼垢がついてないというか、掘り出し感満載です。あと、時々写ってる台湾女子がめちゃめちゃ可愛いのに興奮します。

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さらに外では蚤の市が開催されていました。店舗の方はいつも開いている訳ではないので、事前予約が必要です。


『酷庫kuku』 - 古物 藝術 空間配置
住所 台中市中區市府路101號 (P&F hotelの地下1階)
予約 / 0928900255
Line / ryanchentw
Facebook https://www.facebook.com/kukuantique/
Instagram 酷庫kuku





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そして、台中市中心部からは少し離れますが、「本日製作社」。日本の書籍や文具類を扱っています。最近は、台湾やタイの若者に日本の文具が大変な人気のようですね。インキューブでフリクションボールペンを大量に買ってる外国人観光客を見かけることも多くなりました。お土産にするんだそうです。このお店は光復新村という地域おこしのような活動をしているところにありまして、これから蚤の市などの様々なイベントを開催予定だということです。

『本日製作社』- 風格文具
住所 台中市區和平路6號
営業時間13:00~17:00
Facebook https://www.facebook.com/honichiss/
Instagram 本日製作社





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そして去年の9月にオープンした今最もホットスポットだと思う、台中國家歌劇院(台中メトロポリタンオペラハウス)の中にある「VVG Play Play」。ここの紹介記事を見てもらえばわかりますが、おしゃれです。普段ならおしゃれすぎて近づけません。書籍や日本のグッドデザインな雑貨などがあり、フロア別にレストランが入っています。この素敵なオペラハウスは台湾と繋がりの深い日本の建築家・伊東豊雄氏による設計です。

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ここの5階のVVG Beer playで世界のクラフトビールが飲めます。これは台湾のIPA。クラフトビールブームが盛り上がってるのも世界共通なんですかね?座席から眺める景色もよく気分よくビールが飲めます。

ちなみに福岡でよく行くのはソラリアプラザの地下2階のDean&Derucaのレストランフロアにあるカウンターです。常時(主に日本の)クラフトビール約20種が飲めます。今のところ個人的に一番美味しいと思っているビールは大阪の箕面ビールW-IPAです。ふくよかな香り、コク、アルコール度数9%でしっとりした酔い心地はキングオブビールだと思っています。あと地元福岡の別府で作ってるあまおうのビールもいちごの香りがふんわりと漂ってビールが苦手な人でも美味しく飲めますし、外国の方にも喜ばれます。ビールの話ばかりですみません…

『VVG play play』
住所 台中市恵来路二段101号
電話 VVG Food Play(04)2258-7682 / VVG Beer Play(04)2258-5662
年中無休ですが営業時間はフロアごとに異なるので調べてね






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そして別の場所にある同じVVG系列の「VG Thinking」素敵なレンガ造りの外観。ここは2009年オープンです。1階がカフェで2階にBook Storeと雑貨類。雑貨はアンティークから新物まで様々です。去年、弊店でお求めいただいた家具類も無事ここに収まっています。インボイス書類に苦労したのを思い出します…

『VVG Thinking』 - 好様思維
住所 台北市八徳路一段1号 華山文創園区 紅磚六合院C棟
営業時間 12:00~21:00
休業日 無休





このほかにもいろいろ行ったお店はあるのですが、満席で入れなかったお菓子とアンティークのお店とか…また次回にご期待ください。それにしても毎度旅行から帰ってきた夫が口にするのが、人のエネルギー量の違い。日本に住んでいると気づかないのですが、離れてみると、あー、やっぱり日本人て疲れてるよね…と思うようです。同世代でも台湾の人は男女ともに良く食べる!良く働く!感心します。見習わなければ…
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DATE: 2014/08/19(火)   CATEGORY: 雑文
150年前のレンズ…
今年のお盆はまるで梅雨。というより秋雨。随分と涼しいお盆でした…『郷土玩具と土鈴』も今月いっぱいまで展示していますが、予想以上に好評で遠方からもご来店いただき店主も喜んでおります。8月も後半戦、土鈴は増強してますので、土鈴ファンの皆様お待ちしてますよー。






そして今日は、まったく関係のない話を。過日、ちょっとめずらしいカメラレンズが手許にやって参りました。1866年頃、約150年くらい前の英国製DALLMEYER(ダルメイヤ)の真鍮製のレンズです。

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このブログをご覧の方はご承知の事かと思いますが、私個人的にカメラに関して全く関心がありません。ただ、今回はこの150年前のレンズで撮った写真ってどんな風になるのかしら?との興味だけはあったんですね。そこで古いカメラに非常に詳しいお客様にご協力いただきました…

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この美しい柾目をごらんください。マスで作ったカメラです。ダルメイヤのレンズを使って自作してくださいました。

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黒い穴の空いた板は、絞り羽根と言うそうで、まさに手動で絞りの調節をするんですね。

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で、升をきれいに塗装するときちんとカメラらしくなりました。


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そして、肝心の150年前のレンズで撮った写真がこちら。弊店の外観です。もやもやした感じなんかは幕末の武士の写真などと同じですね。いまやPCで加工すればどのようにでも見せられる写真ですが、本物はやっぱり良いですね。嘘がない…



これだけの手間ひまをかけてこの写真を撮ってくださった方、何がスゴいって日常的に古いカメラを存分に使いこなしておられるんですね。私みたいなカメラ白痴者にいちいち説明するのも大変だと思いますが、心から尊敬します…私、古いカメラって不鮮明なぼんやりした写真ばかりだと思っていたんですよね。

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これ、博多駅前の写真なんですけど…
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デジカメみたいに解像度の高い写真が撮れるんですね…

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上記のものはいわゆる大判カメラで撮ったものですけど、(↑これは中判)こういう形状の古いカメラですよ。すみません、白痴でもすごいと思いました。これを機にカメラに興味が持てたらもっと良いのでしょうけど…

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DATE: 2014/07/28(月)   CATEGORY: 雑文
十周年。



本日で、お店を始めてから丸10年となりました。

      



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神経質で人見知りの夫がよく10年も続けられたなぁ…と思いますが、これもひとえにお客様のご愛顧のおかげでございます。本当にいろいろな事があった10年間でしたが、思う事がありすぎて、このブログにすべてを綴るとあまりに長文過ぎて読者の方に愛想を尽かされると思うので、全部割愛します…どうぞこれからも末永いお付き合いのほどよろしくお願い奉ります♡
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DATE: 2013/12/10(火)   CATEGORY: 雑文
大入御礼
第4回『漆器まつり』、初日からたくさんのお客様にご来店いただき心より感謝申し上げます。ひきつづき今月15日(日)まで開催中ですのでお時間のございます方はどうぞ足をお運びくださいませ。弊店ではお電話でのお取り置きや通信販売は行っておりませんので、どうぞ店頭にてお手に取って商品をお確かめの上お求めくださいませ…



   第4回『漆器まつり』好評開催中

期間 12月7日(土)から15日(日)まで

場所 古道具のささや
   福岡市中央区平尾1−12−2
   (期間中も月曜定休)

電話 092−531−4373
   (午後2時より8時迄)









実用品の漆器製品が中心の『漆器まつり』ですが、今年は一風変わったものが入荷してますので、おまけにご紹介しておきます…みなさま、堆朱(ついしゅ)をご存知でしょうか?



日本では新潟の村上堆朱が最も有名ですが、もともとは中国から輸入されたもので、鎌倉から室町時代にかけて数多く入ってきています。茶道具としても「唐物(からもの)」と呼ばれて珍重されました。そこで中国の堆朱をまねてつくったものが日本の村上堆朱です。本来の中国の堆朱というのは、彫漆(ちょうしつ)という技法でつくられ、文字通り漆を彫って立体的な文様を表すものです。朱色の漆を塗り重ねれば「堆朱(ついしゅ)」、黒漆の場合は「堆黒(ついこく)」となります。しかし簡単に漆を彫る、と言いますけれども、彫るだけの厚みを持たせるには、300回から500回は塗り重ねなければなりません。まさに気の遠くなるような作業な訳です。

そこで、応用力の高い日本人は、「塗ってから彫る」のではなく「彫ってから塗る」方法を考え出します。見た目は唐物そっくりで、なおかつ手間や漆の量は少なくて済むという合理的な作り方です。これらの製品は「鎌倉物」と呼ばれ日本独自の木彫漆器として広まります。

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この鯛の菓子皿がそうですが、中国の緻密さを競うような美しさとは異なる、木の持つ柔らかさを生かした素朴な味わいが妙味です。









そして、彫漆といえば朱か黒が多い中、珍しく色漆を使って彫漆を施した作品が3点入荷してます。

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椿文の箱。彫漆といえば、どうしても堆朱の中国風のデザインを思い浮かべますが、この箱は純日本的な椿のモチーフが伸びやかに描かれています。箱の内側は、あえて鈍い輝きで金が蒔いてあります。寸法は横幅35、3㌢高さ15㌢奥行18、9㌢。茶道具かなにかを収納していたのでしょうかお茶碗がふたつ入るほどの大ぶりな箱です。

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10色以上の色で作り出されたモザイク画のように美しい椿です。







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茶櫃のような形状の蓋物。表面全体に彫目があるので、一見すると漆器だと思わないような作りです。基調は黒漆で、中央には赤い色も見え、全体に白い千鳥でしょうか海鳥が飛びます。よくよく見るとこの白い鳥も一羽ずつ生き生きと彫られています。

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蓋を取ると、見込みにはぽっちゃりした蟹が平極蒔絵で描かれています。よく見ると、蟹が二重写しのようになっています。島根の八雲塗のように、一旦色漆で描いた蟹の上に透漆を重ねることで水面下にもう一匹蟹がいるかのように見えます。この透き漆は年月と共に段々と透明度を増してゆくそうなので経年の変化も楽しめますね。さらに回りには浜辺の砂のようにきらきらと光る貝が細かく蒔かれています。随分と手の込んだ箱です。寸法は直径22㌢高さ12㌢。





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楓文椀。椿の箱と同じく多くの色を使った艶やかな楓が描かれています。見込みには何も柄がないので、真上から見るとただの黒い椀、というところが潔くていいですね。

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漆の椀は手に持ったときに、焼物の器では得られない幸福感がありますね。冷たくないからでしょうか…漆器というよりも、漆そのものを手に乗せているような感覚になります。直径13㌢。







是非店頭でお手に取ってお楽しみくださいませ…
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DATE: 2013/08/24(土)   CATEGORY: 雑文
レコメンドレイ
『郷土玩具まつり』も『土鈴まつり』も残すところ、あと1週間となりました。大多数の人の無関心はさておき、個人的なレコメンドレイをランダムに紹介しておきます。すでに売れてしまったものも含みますのでご了承くださいませ。



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まずは地元、博多から。今は無きマツヤレディスの土鈴。初売りにでも配っていたのでしょうか。なかなかに丁寧な作りだとおもったら、やっぱり博多人形でした。

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福々しく優しい日本髪の女性はいかにも博多人形。手に持っているのは、めんたいこです。明太子のふくやの土鈴。


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宮若市にある竹原古墳土鈴。小難しい感じが高尚さを醸し出していますね。馬の壁画を模したものだと思われます。

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小倉の千仏鍾乳洞土鈴。稚拙な造形がいいですね。

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福岡県飯塚市にある神社、曩祖八幡宮(のうそはちまんぐう)の太鼓鈴。津屋崎人形です。

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直方市の多賀神社の夫婦鶺鴒(セキレイ)鈴。子宝、家内安全を祈る美しい鈴です。

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紋所鈴2ヶ。左は高知県土佐のよさこい鈴、安芸土鈴です。右は丸に三つ柏、黒田騒動で有名な栗山大膳の御紋。家紋は簡潔で完璧なデザインなのでどれも存在感がありますね。土鈴にするのに最適のモチーフだと思います。

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京都の岩船寺の授与鈴。境内にある石室不動明王から模した身代わり不動明王鈴。見るからに、ご利益。オフィスの机の上に飾っても邪魔にならない大きさで、土鈴っていいですよね。仕事に疲れたら、コロコロ振って清廉な音でリフレッシュもできます。

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宝珠を龍の足がつかんでいるところ、でしょうか。鱗がほんとに一枚ずつ立っていて、妙にリアルでこわいです。伏見人形作者で明治44年生まれの大西重太郎作と思われます。

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山口県、亀山八幡宮の大漁鈴。子供たちが網をひく様子が非常にかわいい土鈴です。

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山口県の周防大島のみかん土鈴。

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この周防大島では、八十八カ所巡りができるんですね。微妙に下手な造形が可愛らしいです。


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同じく山口県の東行庵土鈴。東行庵と騎兵隊の文字が刻んであります。下関の吉田には高杉晋作の墓があるんですね。ちなみに高杉晋作の号は「東行」(とうぎょう)。慶応元年にこの地に陣を構えた奇兵隊は、町全体を要塞化し、寺院などに分散して駐屯していたそうです。



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塞神社授与土鈴(さいじんじゃじゅよどれい)
長崎県、壱岐の塞神社は、 日本書紀にも登場する猿田彦の妻である猿女君(さるめのきみ)が奉られている由緒ある神社です。明治末期までは壱岐島に上陸した男達は、男根を女神に見せないと怪我をするといって、この塞神社で一物の御照覧を願った…そうであります。九州の観光案内用HPよかとこBYには、ご本尊の木製巨大男根と記念撮影する外国人観光客の姿も載っています。制作は津屋崎人形で現在廃絶。

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またもや男根かと思う事なかれ。真っ黒な鷽(うそ)土鈴です。福岡の太宰府天満宮の授与鈴。鷽土鈴は地場だけあって本当に種類が多いのですが、このつややかでなめらかな肌合いと、つぶらな瞳の鷽土鈴がNo,1レコメンドです。

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鷽土鈴の中でも彩色が美しいのは、清水焼。形状も洗練されているし、底面が緋色、というのがいかにも京風。


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太宰府天満宮といえば、鬼瓦土鈴。今でも参道で、これとほぼ同じ形のモナカを売ってますね。
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同じ授与鈴なのに若干顔つきが違うなと思ったら、片方は裏面に精神薄弱児作品、と書いてあります。


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博多土鈴、烏天狗。(からすてんぐ)天狗土鈴は大山天狗、那智天狗、日田天狗、豊前坊天狗、求菩提山天狗などなど数えきれないほどありますが、この烏天狗は非常に表情がいいですね。


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天狗土鈴の中で一番大きいのがこちら、霧島神宮の九面大鈴。12センチくらいあるでしょうか。霧島神宮には300年ほど前に奉納された妓楽面が9つあるんですね。一般公開はされていないようですが、写真で見る限りどれも素晴らしいものです。


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大きい方が日田天狗、小さい方が千佛洞天狗。大小で並べると、天狗も可愛らしいものです。小さい方は3センチほど。
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これは天狗ではないのでしょうか。鼻が高くないです。



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大分県、日田の笠狸土鈴。編み笠も丁寧に編んであります。


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日田カボチャの土鈴。色も形もそのままです。巧いですね。

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熊本民謡で有名なおてもやん、よかよか鈴。彦しゃんとおてもやんの両面土鈴です。


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無表情さがいいですね。観光客に媚びない土鈴。

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柔和な埴輪鈴。奈良の法隆寺の鈴だと思います。

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この埴輪は産地不明。

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素朴な質感の縄文土偶鈴。これも法隆寺の土鈴だと思います。


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出世駒土鈴。丁寧な作りが素晴らしいと思います。


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虎鈴。むっちりしたお尻は、類を見ません。

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こけしをモチーフにした土鈴は意外に少ないですね。4センチほどの小さなものです。



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白壁の音、の土鈴。倉敷の白壁と同じ土なのでしょうか?見た目によらず、ちょっと驚くような高く澄んだ音がします。音の良さはNo,1です。

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一方、白壁の蔵。そのままです。

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宮崎県高千穂の天岩戸神社の両面鈴。両面とも非常に美しい顔立ちです。

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山口県、康重窯の長州土鈴はどれも大ぶりで丁寧な作りですが、それぞれが全く異なる雰囲気を持っていて面白いと思います。


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土佐犬土鈴。若い方にも好まれそうなグッドデザインです。
  
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米俵に大福帳に打ち出の小槌。鮮やかな彩色も美しい縁起の良い土鈴です。お正月に飾るのにもいいですね。

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鰐口鈴。鰐口(わにぐち)とは仏堂の正面軒先に吊りさげてある仏具の一種です。地味ながら味わい深い土鈴です。

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鈴の土鈴。何のひねりもないようですが、真ん中の縄目のところだけ緑の釉薬がかかっていて美しい土鈴です。


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一見粗雑に見えるような狛犬鈴ですが、どの角度から見ても高潔な狛犬で美しいです。土の質感が素直に伝わってくる肌合いもたまりません。

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鹿ですね。黒光りした肌合いと土自体は目の詰まった瓦のような感じです。巧妙ではありませんが、簡潔な線で鹿の形を彫るのは大変な技巧だと感じ入ります。

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龍の絵馬鈴。昨今の干支鈴は何でも可愛らしくつくる傾向がありますね。ウサギや羊はそれでもいいですが、龍や虎などは硬派な感じの方が良いと思います。

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鐘鈴。心休まりますね。


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最後は土鈴の原点に戻って、埴鈴。鹿児島神宮の守り鈴。ちょっと他の土鈴とは趣の違う土鈴です。荒々しいほどの土の質感と鮮やかな朱色はまさに魔除け鈴。神妙に飾りたい鈴です。



いやいや、土鈴は何時間見てても飽きませんね。以上は今回の「土鈴まつり」のほんの一部です。そのほかの土鈴も店頭にてどうぞじっくりお楽しみくださいませ…
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