「古道具のささや」
福岡市中央区平尾の古道具屋です。antiqueからvintageまで、日本の古道具、家具、時計、ガラス製品など多数品揃え。石油機器技術管理士の店主が石油ストーブの整備・修理も承ります。猫を連れてのご来店大歓迎です。
DATE: 2018/04/01(日)   CATEGORY: 雑文
最近のこと
また広告回避のため、とりとめのないことを書いておきます。

春は色々と美味しい食べ物もでてきて桜も咲いて楽しみな季節ですが、体調を崩す人も多いと聞きます。我が家のニャンコたちももれなく。猫は冬毛から春毛に変わる時ものすごく抜けますがぺろぺろと舐めますのでお腹にたまります。だから春と秋は吐いてもしょうがないかと思っていましたけど、やはり毎日吐かれると心配です。知人の小児科の先生も人の子も春先はよく急な嘔吐での受診が多いから心配しなくてもいいと言ってましたけどね…

本来春は体の中から悪いものを出す季節なのでしょう。ふきのとうやよもぎなど苦みやえぐ味のあるもの、たけのこなどの消化の悪いものをあえて口にするのは猫の草と一緒で体の中を綺麗にするためだと言う話を聞きました。


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我が家の猫は完全室内飼いですが、毎日外へ散歩に行きます。1匹あたり15分くらい。お外に出るのは散歩の時という習慣が身につくようです 。全く外に出られないと出たくなるけど、毎日散歩に行けると思っているからか脱走しようとしなくなりました。慣れてくると首輪を手に持つだけで、首をニューッと突き出してきます。その代わり毎日15時になると散歩に行こうとそわそわして家事の邪魔をします。ぴったり15時です。不思議。






                                             
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DATE: 2017/01/23(月)   CATEGORY: 雑文
台湾旅日記
毎年年末年始はながーい冬休みを頂戴しておりますが、今回は台湾に滞在しておりました。台湾の古道具事情を覗いてきましたので、いくつかのお店をご紹介したいと思います。台湾旅行へ行かれるかたはどうぞご参考に…



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まずは、台中市内の『酷庫 kuku antiques』写真左が若きオーナーです。戦前(日本統治下)の台湾および日本製品のアンティークを取り扱っています。自ら買い出しされるので、商品はうぶ出しです。この時は展示会中。日本のものも含め珍しい形の電話器がいろいろありました。インスタグラムにいろいろ商品が載ってますが、うぶ出しだけあって商品に眼垢がついてないというか、掘り出し感満載です。あと、時々写ってる台湾女子がめちゃめちゃ可愛いのに興奮します。

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さらに外では蚤の市が開催されていました。店舗の方はいつも開いている訳ではないので、事前予約が必要です。


『酷庫kuku』 - 古物 藝術 空間配置
住所 台中市中區市府路101號 (P&F hotelの地下1階)
予約 / 0928900255
Line / ryanchentw
Facebook https://www.facebook.com/kukuantique/
Instagram 酷庫kuku





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そして、台中市中心部からは少し離れますが、「本日製作社」。日本の書籍や文具類を扱っています。最近は、台湾やタイの若者に日本の文具が大変な人気のようですね。インキューブでフリクションボールペンを大量に買ってる外国人観光客を見かけることも多くなりました。お土産にするんだそうです。このお店は光復新村という地域おこしのような活動をしているところにありまして、これから蚤の市などの様々なイベントを開催予定だということです。

『本日製作社』- 風格文具
住所 台中市區和平路6號
営業時間13:00~17:00
Facebook https://www.facebook.com/honichiss/
Instagram 本日製作社





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そして去年の9月にオープンした今最もホットスポットだと思う、台中國家歌劇院(台中メトロポリタンオペラハウス)の中にある「VVG Play Play」。ここの紹介記事を見てもらえばわかりますが、おしゃれです。普段ならおしゃれすぎて近づけません。書籍や日本のグッドデザインな雑貨などがあり、フロア別にレストランが入っています。この素敵なオペラハウスは台湾と繋がりの深い日本の建築家・伊東豊雄氏による設計です。

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ここの5階のVVG Beer playで世界のクラフトビールが飲めます。これは台湾のIPA。クラフトビールブームが盛り上がってるのも世界共通なんですかね?座席から眺める景色もよく気分よくビールが飲めます。

ちなみに福岡でよく行くのはソラリアプラザの地下2階のDean&Derucaのレストランフロアにあるカウンターです。常時(主に日本の)クラフトビール約20種が飲めます。今のところ個人的に一番美味しいと思っているビールは大阪の箕面ビールW-IPAです。ふくよかな香り、コク、アルコール度数9%でしっとりした酔い心地はキングオブビールだと思っています。あと地元福岡の別府で作ってるあまおうのビールもいちごの香りがふんわりと漂ってビールが苦手な人でも美味しく飲めますし、外国の方にも喜ばれます。ビールの話ばかりですみません…

『VVG play play』
住所 台中市恵来路二段101号
電話 VVG Food Play(04)2258-7682 / VVG Beer Play(04)2258-5662
年中無休ですが営業時間はフロアごとに異なるので調べてね






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そして別の場所にある同じVVG系列の「VG Thinking」素敵なレンガ造りの外観。ここは2009年オープンです。1階がカフェで2階にBook Storeと雑貨類。雑貨はアンティークから新物まで様々です。去年、弊店でお求めいただいた家具類も無事ここに収まっています。インボイス書類に苦労したのを思い出します…

『VVG Thinking』 - 好様思維
住所 台北市八徳路一段1号 華山文創園区 紅磚六合院C棟
営業時間 12:00~21:00
休業日 無休





このほかにもいろいろ行ったお店はあるのですが、満席で入れなかったお菓子とアンティークのお店とか…また次回にご期待ください。それにしても毎度旅行から帰ってきた夫が口にするのが、人のエネルギー量の違い。日本に住んでいると気づかないのですが、離れてみると、あー、やっぱり日本人て疲れてるよね…と思うようです。同世代でも台湾の人は男女ともに良く食べる!良く働く!感心します。見習わなければ…
                                             
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DATE: 2014/08/19(火)   CATEGORY: 雑文
150年前のレンズ…
今年のお盆はまるで梅雨。というより秋雨。随分と涼しいお盆でした…『郷土玩具と土鈴』も今月いっぱいまで展示していますが、予想以上に好評で遠方からもご来店いただき店主も喜んでおります。8月も後半戦、土鈴は増強してますので、土鈴ファンの皆様お待ちしてますよー。






そして今日は、まったく関係のない話を。過日、ちょっとめずらしいカメラレンズが手許にやって参りました。1866年頃、約150年くらい前の英国製DALLMEYER(ダルメイヤ)の真鍮製のレンズです。

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このブログをご覧の方はご承知の事かと思いますが、私個人的にカメラに関して全く関心がありません。ただ、今回はこの150年前のレンズで撮った写真ってどんな風になるのかしら?との興味だけはあったんですね。そこで古いカメラに非常に詳しいお客様にご協力いただきました…

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この美しい柾目をごらんください。マスで作ったカメラです。ダルメイヤのレンズを使って自作してくださいました。

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黒い穴の空いた板は、絞り羽根と言うそうで、まさに手動で絞りの調節をするんですね。

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で、升をきれいに塗装するときちんとカメラらしくなりました。


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そして、肝心の150年前のレンズで撮った写真がこちら。弊店の外観です。もやもやした感じなんかは幕末の武士の写真などと同じですね。いまやPCで加工すればどのようにでも見せられる写真ですが、本物はやっぱり良いですね。嘘がない…



これだけの手間ひまをかけてこの写真を撮ってくださった方、何がスゴいって日常的に古いカメラを存分に使いこなしておられるんですね。私みたいなカメラ白痴者にいちいち説明するのも大変だと思いますが、心から尊敬します…私、古いカメラって不鮮明なぼんやりした写真ばかりだと思っていたんですよね。

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これ、博多駅前の写真なんですけど…
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デジカメみたいに解像度の高い写真が撮れるんですね…

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上記のものはいわゆる大判カメラで撮ったものですけど、(↑これは中判)こういう形状の古いカメラですよ。すみません、白痴でもすごいと思いました。これを機にカメラに興味が持てたらもっと良いのでしょうけど…

                                             
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DATE: 2014/07/28(月)   CATEGORY: 雑文
十周年。



本日で、お店を始めてから丸10年となりました。

      



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神経質で人見知りの夫がよく10年も続けられたなぁ…と思いますが、これもひとえにお客様のご愛顧のおかげでございます。本当にいろいろな事があった10年間でしたが、思う事がありすぎて、このブログにすべてを綴るとあまりに長文過ぎて読者の方に愛想を尽かされると思うので、全部割愛します…どうぞこれからも末永いお付き合いのほどよろしくお願い奉ります♡
                                             
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DATE: 2013/12/10(火)   CATEGORY: 雑文
大入御礼
第4回『漆器まつり』、初日からたくさんのお客様にご来店いただき心より感謝申し上げます。ひきつづき今月15日(日)まで開催中ですのでお時間のございます方はどうぞ足をお運びくださいませ。弊店ではお電話でのお取り置きや通信販売は行っておりませんので、どうぞ店頭にてお手に取って商品をお確かめの上お求めくださいませ…



   第4回『漆器まつり』好評開催中

期間 12月7日(土)から15日(日)まで

場所 古道具のささや
   福岡市中央区平尾1−12−2
   (期間中も月曜定休)

電話 092−531−4373
   (午後2時より8時迄)









実用品の漆器製品が中心の『漆器まつり』ですが、今年は一風変わったものが入荷してますので、おまけにご紹介しておきます…みなさま、堆朱(ついしゅ)をご存知でしょうか?



日本では新潟の村上堆朱が最も有名ですが、もともとは中国から輸入されたもので、鎌倉から室町時代にかけて数多く入ってきています。茶道具としても「唐物(からもの)」と呼ばれて珍重されました。そこで中国の堆朱をまねてつくったものが日本の村上堆朱です。本来の中国の堆朱というのは、彫漆(ちょうしつ)という技法でつくられ、文字通り漆を彫って立体的な文様を表すものです。朱色の漆を塗り重ねれば「堆朱(ついしゅ)」、黒漆の場合は「堆黒(ついこく)」となります。しかし簡単に漆を彫る、と言いますけれども、彫るだけの厚みを持たせるには、300回から500回は塗り重ねなければなりません。まさに気の遠くなるような作業な訳です。

そこで、応用力の高い日本人は、「塗ってから彫る」のではなく「彫ってから塗る」方法を考え出します。見た目は唐物そっくりで、なおかつ手間や漆の量は少なくて済むという合理的な作り方です。これらの製品は「鎌倉物」と呼ばれ日本独自の木彫漆器として広まります。

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この鯛の菓子皿がそうですが、中国の緻密さを競うような美しさとは異なる、木の持つ柔らかさを生かした素朴な味わいが妙味です。









そして、彫漆といえば朱か黒が多い中、珍しく色漆を使って彫漆を施した作品が3点入荷してます。

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椿文の箱。彫漆といえば、どうしても堆朱の中国風のデザインを思い浮かべますが、この箱は純日本的な椿のモチーフが伸びやかに描かれています。箱の内側は、あえて鈍い輝きで金が蒔いてあります。寸法は横幅35、3㌢高さ15㌢奥行18、9㌢。茶道具かなにかを収納していたのでしょうかお茶碗がふたつ入るほどの大ぶりな箱です。

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10色以上の色で作り出されたモザイク画のように美しい椿です。







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茶櫃のような形状の蓋物。表面全体に彫目があるので、一見すると漆器だと思わないような作りです。基調は黒漆で、中央には赤い色も見え、全体に白い千鳥でしょうか海鳥が飛びます。よくよく見るとこの白い鳥も一羽ずつ生き生きと彫られています。

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蓋を取ると、見込みにはぽっちゃりした蟹が平極蒔絵で描かれています。よく見ると、蟹が二重写しのようになっています。島根の八雲塗のように、一旦色漆で描いた蟹の上に透漆を重ねることで水面下にもう一匹蟹がいるかのように見えます。この透き漆は年月と共に段々と透明度を増してゆくそうなので経年の変化も楽しめますね。さらに回りには浜辺の砂のようにきらきらと光る貝が細かく蒔かれています。随分と手の込んだ箱です。寸法は直径22㌢高さ12㌢。





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楓文椀。椿の箱と同じく多くの色を使った艶やかな楓が描かれています。見込みには何も柄がないので、真上から見るとただの黒い椀、というところが潔くていいですね。

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漆の椀は手に持ったときに、焼物の器では得られない幸福感がありますね。冷たくないからでしょうか…漆器というよりも、漆そのものを手に乗せているような感覚になります。直径13㌢。







是非店頭でお手に取ってお楽しみくださいませ…
                                             
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